自動車の展示販売会が盛況 1452億円の経済効果 @タイ・バンコク【12月20日/新型コロナウイルス 世界の反応・現地レポ】

▲各社ブースの周辺には商談スペースが設けられた

 バンコク郊外では12月1日から12日にかけて、「モーター エキスポ」が開催された。新型コロナウィルスの影響で、多くの展示会が自粛する中での開催となったが、主催者発表によると延べ115万1540人が来場した。オンライン展には延べ13万9110人が訪れ、動画再生は合計182万回だった。一般的なモーターショーは、最新技術や製品を展示する場だが、タイでは販売会の側面が強いため集客につながっているようだ。

 展示会の会場では、展示ブースの横にテーブルを並べて商談スペースを確保する。展示よりも商談スペースの方が大きい企業も少なくない。来場者にとっては、会場にディーラーが待機していることや、店舗よりも大幅に割引された価格であることがメリットだ。コロナ以前は3カ月に1回ほど開催されており、新車の購入時は展示会の開催を待って足を運ぶ人もいるという。

 主催者によると、会期中に四輪車は3万1583台、二輪車は3253台が成約し、430億バーツ(約1452億円)の経済効果があった。車種の内訳は、SUVが49.8%、セダンが35.1%、ピックアップトラックが10.6%、その他が4.5%だった。四輪車はホンダ、マツダ、MG、二輪車はロイヤルエンフィールド、ホンダ、トライアンフが注目を集めた。最も高額な車種は、ロール・スロイスの『ゴーストエクステンデッド』で、4400万バーツ(約1億4855万円)だった。日本では4200万円ほどで販売されているが、タイでは関税などで割高になるようだ。

 一方、昨年の受注台数と比べると、今年は四輪車が6.4%、二輪車が34.2%の減少となった。昨年は非常事態宣言下だったが、国内では感染拡大が押さえ込まれていた時期であり、消費者に経済的なゆとりがあったと想定される。今年は経済活動の規制が長引いた影響で、大幅に収入が減った国民が多く、自動車を購入するまでの余裕がない様子が浮き彫りになった。

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