規制の緩和が進み、ヘアサロンが8カ月ぶりに再開 @カナダ・トロント【7月5日/新型コロナウイルス 世界の反応・現地レポ】

▲ナイアガラの滝。新型コロナ以前は観光客で埋め尽くされていた歩道

 トロントのあるオンタリオ州は6月30日から、規制を3段階で緩和する『再開ロードマップ』の第2段階に移行した。屋外は25人、屋内は5人まで集まりが許可され。各テーブル6人までの屋外飲食ができる。ヘアやネイルサロン、映画館、劇場、屋外のイベント会場は、収容人数の25%以下で営業を再開した。

▲飲食店は屋外のパティオ席のみ利用できる

 同州では成人の81.2%が1回目、25%が2回目の新型コロナワクチンを接種しており、第3段階に移行するための目標を上回っている状況だ。一方で、公衆衛生や健康への影響を評価するため、21日間は次の段階に移行できない。安全と判断された場合は、速やかに第3段階に移行するという。

 トロントでは6月27日、1つの会場における1日あたりのワクチン接種が、北米で最多を記録した。「トロント・ワクチンデー」としてアリーナで開催され、目標の2万5000人を上回る2万6771人が接種を受けた。ワクチン投与者400人、看護師116人、薬局スタッフ135人、ボランティア800人が関わった。

 現在49歳のトルドー首相は7月2日、年齢別のスケジュールを守って2回目のワクチン接種を完了した。1回目は一般薬局でアストラゼネカ製、2回目は集団接種会場でモデルナ製を受けた。首都オタワのあるオンタリオ州では、6月30日からヘアサロンの営業が再開し、首相も伸びていた髪とひげを整えた。パーソナルケアの営業は、昨年11月から禁止されていた。

 カナダは7月1日に、154回目の建国記念日を迎えた。イギリスからの自治獲得を記念して、例年は多くのイベントが開催される。今年は、昨年に続き各地でバーチャル企画が予定されていた。

 しかし、5月に先住民の寄宿学校跡で215人の遺体が発見されたり、6月には墓標がない751基の墓が見つかった問題を受け、イベントの多くが自粛や内容を変更した。カナダ建国の背景には、ヨーロッパからの移民によって不当に土地を奪われた先住民の犠牲がある。首相は「今年は過去を振り返る時間にする」と語り、先住民の子どもを家族や文化から引き離した政策や歴史を正しく学ぶ必要があると説いた。

 航空会社のエア・カナダが、機内安全ビデオを発表して話題となっている。安全対策を案内しながら、カナダの10州と3準州を紹介する内容で、それぞれの土地や文化を反映する。昨年はニュージーランド航空の機内安全ビデオや、アラスカ航空のコロナ対策ビデオが話題となるなど、航空業界は安全性の周知を工夫しているようだ。

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