1社1分間で商材をプレゼンする、11分間のオンラインイベント @営業DX化支援Week【オンライン展示会】

展示会名:営業DX化支援Week
会期:2021年8月2日(月)〜6日(金) 12:00〜
アーカイブ配信あり(要登録)
主催:合同会社DMM.com(東京都港区)
出展者数:45社
出展者層:セールステックサービス

 オンライン展示会を主催するDMM.com(東京都港区)が、「営業DX化支援Week」を開催した。短いプレゼンテーションで構成される『DMMピッチ』という自社サービスを活用して、1日あたり11分間のオンラインイベントを行った。

トークと字幕で、商材のポイントを1分間で伝える

 新規顧客の獲得や顧客データの活用など、DXの課題解決につながるサービスについて、各日9社がプレゼンテーションを行った。各企業1人の担当者が、それぞれ1分間で話す内容を、DMM.comが11分の動画にまとめて配信した。

 動画は縦型で配信され、インスタライブやTikTok(ティックトック)を想起させるデザインだった。動画を配信する画面には、トークの内容に合わせて、商材の特徴についての文字情報が字幕のように表示された。担当者の氏名は画面の下部に、商材や企業についてのポイント3点は右側に、それぞれ常に表示されていた。

 商材をトーク形式で紹介したり、歌で表現したりと、内容や表現手法は企業により異なる。担当者の個性を前面に出した、親近感がわくプレゼンテーションだった。似たような商材が並ぶ中で印象づけるためには、インパクトと共に誠実さも伝えなければならず、通常のウェビナーとは異なる伝達スキルが必要になると感じた。

ピッチ終了後に企業サイトへの移動、資料ダウンロードができる

 全てのピッチが終了すると、画面の右側に登壇企業のウェブサイトへ移動するリンクが表示された。左側の『資料ダウンロード』をクリックして、登壇した全ての企業の資料を、一括ダウンロードすることも可能だ。配信後のピッチ動画は、一部企業を除いてアーカイブにて配信している(8月20日現在)

隙間時間で視聴できる手軽さがメリット

 オンラインイベントの普及に比例して、ピッチも増えているが、1分という短さのインパクトは大きい。隙間時間で気軽に視聴できる点が良かった。一方で、どの企業がどんな内容のピッチを行ったか、記憶が曖昧になってしまった。視聴中に「いいね」ボタンを押して、後で参照できるなど、気になった企業を記録する仕組みが欲しいと感じた。

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