ワクチン接種の予約から証明発行までを、アプリで対応 @マレーシア・クアラルンプール【8月20日/新型コロナウイルス 世界の反応・現地レポ】

▲どのワクチンを打つか選択はできず、接種会場で受付をした後に伝えられる

 マレーシア政府は8日、新型コロナウイルスワクチンにおいて、必要回数の接種を完了した人を対象に、規制を緩和することを発表した。ロックダウンの状況や条件はあるが、州を超える移動や礼拝が可能になる。マレーシアへ入国する際には、政府が指定する宿泊施設ではなく、自宅で隔離期間を過ごすことができる。マレーシア全土の接種率は34.6%で、10月までに60%の接種率を目指す。

 クアラルンプール首都圏では、必要回数のワクチン接種率が人口の67%を超えた。国民に加え、国内に在住する外国人にも無料で提供していることや、供給数が増加したこと、追跡アプリが普及したことが影響している。クアラルンプール在住の記者が、ワクチン接種の予約、接種当日についてレポートする。

▲記者が行った会場では事前にアプリで予約をした人のみ接種が受けられる

 接種日の数日前に、追跡アプリから予約をした。住所とパスポート番号を入力し、健康に関する質問に答えると、数日後に接種会場と日時が届いた。会場や日時、接種するワクチンのメーカーは選択できない。案内を受けた後に、会場や日時の変更は可能で、アプリ内で再度予約ができる。

 当日は受付で、アプリの予約画面のほか、国民はMyKad(マイカド)という12歳以上の全員が持つ身分証明書、外国人はパスポートを提示する。受付後に、指定された場所で待機していると、スタッフに問診表を手渡された。マレー語と英語で記載されており、質問内容は同じだ。

▲接種前に記入する問診票には英語とマレー語で基礎疾患の有無を記入

 問診表を提出すると、本人確認や基礎疾患について、いくつかの質問を受けた。確認が終わると書類に署名をして、接種会場の受付へ向かう。番号の書かれた半券を配布され、接種予定のワクチンメーカーを伝えられた。

 自分の番号が呼ばれたら、接種ブースに入って接種を受ける。ファイザー製、アストラゼネカ製、シノバック製は2回、ジョンソンエンドジョンソン製やカンシノ製は1回の接種が必要だ。接種後は経過観察として、30分間の待機を指示された。2回接種が必要な場合は、次回の予約表を受け取り終了となる。

 必要回数のワクチン接種が完了すると、アプリ内に接種完了の証明書が表示される。アプリでは、予約から接種証明の発行までを一元管理できるほか、近隣の病院や、位置情報を利用して感染源になりそうな場所を確認することができる。

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