健康に配慮した商品、ビーガン・ハラール認証の商材に関心が集まる[口コミ]@CAFERES JAPAN(カフェレスジャパン)前編

展示会名:CAFERES JAPAN(カフェレスジャパン)
会期:2021年6月9日(水)~11日(金)
会場:東京ビッグサイト 青海展示棟
主催:TSO International
出展者数:約430社
来場者数:2万2589人
構成展:第9回 Tokyo Cafe Show、第2回 JAPAN BAKERY SHOW、第1回 食中毒・ウイルス対策展
同時開催:ウェルネスライフジャパン

 カフェ・ベーカリー・レストラン業界の展示会「CAFERES JAPAN」には、カフェ、コーヒー、ピザ・パスタ、お茶、ベーカリー産業に関わる食材や機器、サービスが出展し、ホテルや飲食店、小売店、スポーツの関係者が訪れた。健康に配慮した商品、ビーガンやハラール認証の商材を探す来場者が多く、麩、玄米、コーヒーやハーブティーに注目が集まった。緊急事態宣言下での開催だったが、飲食業界という特性上、多くのブースが試飲や試食を提供していた。


来場者数は減少したが、来場者層は例年通り

つぼ市製茶本舗(大阪府高石市)

 茶の製造と卸売をしており、この展示会には毎年出展している。今回は、自社商品の卸先開拓とOEMの新規開拓を目的とし、抹茶ラテや烏龍茶ラテ、ほうじ茶ラテの素をアピールした。最近は、ジャスミン茶ラテが女性の中で人気だ。来場者数は減少したが、ブースには例年通りカフェの新規開店を検討する人、ホテルやレストランの関係者が訪れた。

 昨年のコロナ下では飲食店が営業を休止したため売上は予想を下回ったが、特別な対応などはしていない。オンライン展示会への出展もしていない。


ブース来場は100社ほど

IMPACTS(名古屋市)

 コーヒー豆の卸売商社で、この展示会には初めて出展。焙煎前の生豆から作られたコーヒーを紹介した。焙煎によって減少する、美容効果や免疫力向上、糖尿病の予防効果などに注目が集まった。コーヒーとして飲まれるだけでなく、原材料として食料や調味料にも取り入れられている。

 ブースには100社ほどが来場し、大手豆メーカーから生豆を取り扱いたいとの声が上がった。来場者数は予想通りだ。


ターゲット層の来場が少なく、商談数も少ない

アスマイルジャパン(山梨県南都留郡)

 食用ハイビスカスを使った商品を販売しており、シロップ、お茶、ピクルスなどを紹介した。原料のハイビスカスを台湾から輸入し、日本で生産する。ハイビスカスは見た目も華やかで、美容に関心の高い女性に人気だ。今回ブースには、ターゲット層である食品メーカーや商社の来場が少なく、個人の飲食店経営者が多く、商談数が少ない。

 費用対効果を期待できないため、オンライン展示会には出展したことがなく、今後の予定もない。


2日間で100人がブースに来場

キビィズ(東京都江東区)

 経営・人事・組織に関するコンサルをしており、販売総代理となっているそのまま食べられる玄米を紹介した。昨年行ったテストマーケティングでは、自家用だけでなく、ギフトとして発送したいという声が寄せられ、簡易包装だったパッケージを、リバーシブルで裏面に送付先が書け、そのまま発送できるようにした。環境に配慮してデザインしたパッケージに引かれる来場者も多い。

 ブースには健康を気にする人やスポーツ関係者、小売店が2日間で100人来場した。玄米は白米に比べて炊き上げる手間が面倒なことから、そのまま食べられる点が好評だった。特に、アスリートは減量期間中に白米の代わりに玄米を食べる人が多く、手軽に取り入れられる点で注目を集めた。

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