商品やサービスの検索機能や情報提供にスポットを当てるつくりが求められる @日本ものづくりワールド オンライン来場・商談サービス【オンライン展示会】

展示会名:日本ものづくりワールド オンライン来場・商談サービス
会期:2021年2月3日(水)〜5日(金)
主催:リード エグジビジョン ジャパン

 製造技術の展示会「日本ものづくりワールド」では、オンライン来場・商談サービスが、リアル開催と並行して行われた。開催期間に記者がオンラインで参加し、出展ブース、機能、操作感などについてレポートする。


【この記事の内容】

1.インターフェースについて
 多国語対応で英語との切り替えはスムーズ
2.企業ブースについて
 カタログのように並ぶバーチャルブースからは資料のダウンロードができる
3.企業とのコンタクトについて
 チャットルームに企業名は追加されるが、ブースとはリンクしておらず
4.検索機能や商品ページについて
 キーワードでの検索も可能
5.まとめ
 求められる商品やサービス自体の情報提供


1.インターフェースについて

多国語対応で英語との切り替えはスムーズ

 事前登録の上、ログインして入場すると、多国籍の人々が雑談する展示会場のエントランス風のビジュアルが現れた。リードエグジビジョンジャパン主催のオンライン商談サービスでは、香港を拠点とするスタートアップ企業、EventXtraが提供するプラットフォームを共通で使用しているようだ。多国語対応しており、英語との切り替えは非常にスムーズだった。


2.企業ブースについて

カタログのように並ぶバーチャルブースからは資料のダウンロードができる

 『展示会場はこちら』をクリックすると会場内に入る。展示会場は五十音順にバーチャルブースのバナーが並んでいた。いくつかのフォーマットがあり、企業により色を変えているようだ。

 まるでバーチャルブースのカタログのようだ。バナーにカーソルを合わせると、企業や商品説明のテキストが現れる。クリックすると各企業のブースに入ることができる。

 前画面でクリックしたバーチャルブースが大きく表示される。VRではなく、立体風の平面ビジュアルだ。ブースには企業名やロゴ、小さな画像があちこちに貼られている。左側の顕微鏡の画像をクリックすると、ダウンロード可能な資料が表示された。他の画像は、クリックしても反応がなかった。指マークが表示されている右脇のカタログラックからは、資料のダウンロードができるページに移動した。ブースの左右の矢印をクリックすると、隣のブースに移動する。

 ブース内の設定は出展企業によってまちまちだ。一切リンクの設定がない、QRコードが小さすぎて読み取れず拡大することもできない、URLが表記されているのにクリックできない、などの問題を持つブースもあった。


3.企業とのコンタクトについて

チャットルームに企業名は追加されるが、ブースとはリンクしておらず

 右上には企業とのコンタクト手段が表示されている。『チャット』『メール』『アポ設定』『グループビデオ通話』の4種類がある。『グループビデオ通話』を押すと、いきなり相手方とのビデオ通話が開始して驚いた。幸い相手は出ず事なきを得たものの、一番押しやすい場所にあるが、気軽に使える機能ではない。

 サイトを巡っていると、頻繁に通知音が鳴り、右下に表示される赤い数字が増えていく。気づくと20を超えていた。上向き矢印をクリックすると『チャットルーム』が現れた。どうやら企業ブースに入る度、どんどんチャット相手が追加されていくようだ。だが、企業名にブースへのリンクは設定されていないので、どんな企業かは思い出せない。いくつかの企業にメッセージを送ったが、返信はなかった。


4.検索機能や商品ページについて

キーワードでの検索も可能

 検索上のメニュー『製品から探す』をクリックすると、ブースの羅列ではなく、カタログのように商品画像が現れた。ブースが並んでいるよりも、来場者の目的には合致していると思うが、製品名と写真、企業名のみしか表示されておらず情報が少ない。簡潔な文章での商品説明もあるとよいのではないだろうか。

 登録画像の中から、『展示会名』のほか、『ISO9001』『医療機器製造業許可』『海外取引希望』などの詳細からも絞り込める。

 商品をクリックすると詳細にページに移動する。トップには静止画像が貼られており、連絡先、商品説明が掲載されていた。動作を確認したいジャンルだと思うので、動画も来場者が見やすい位置に配置した方がいいように思う。商品の比較検討のためには必須の、お気に入り登録機能もぜひ装備してもらいたい。


5.まとめ

求められる商品やサービス自体の情報提供

 リアル展示会の来場者は、ブースの構えを見にくるのではなく、新しい商材やサービスとの出会いを求めている。オンラインでもその基本は変わらないと思うので、バーチャルブースのカタログのような画面は必要ないだろう。肝心の商品やサービスの検索機能や情報提供を、もっと充実させる方がいいのではないだろうか。また、気に入った企業や商材を記憶させる「お気に入り」登録機能も必須だろう。 頻繁に鳴る通知音や、突然スタートするビデオ通話など、効果的ではないリアル感も気になった。安心してサイトを見られるように改善が望まれる。

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