専用アプリでオンライン商談を開催 @Asia Fashion Fair

展示会名:Asia Fashion Fair(AFF)
会期:2021年3月10日(水)~11日(木)
会場:東京国際フォーラム ホールB7
主催:AFF
出展者数・小間数:102社・103小間
来場者数:927人
出展者層:中国製のアパレル、雑貨
来場者層:アパレル関係者

 中国繊維・アパレルの展示会「Asia Fashion Fair」には、中国製品を探すアパレル関係者が来場した。商談は専用アプリと、主催者が用意したタブレットを使用してオンラインで行われた。中国から来日できない担当者に代わり、通訳が来場者の一次対応や商談を支援した。商談用のアプリを自身のデバイスにダウンロードすると、会期後にも出展者と連絡が取れる。4月の大阪展も、専用アプリと通訳を配置し、オンライン商談会をメインに開催する予定だ。

▲会場の様子

 ニットウェア製造のWEIHAI SHENG RUI TEXTILE(大阪市)は、中国にある工場で、日本市場へ向けた製品を手がける。日本の品質水準は特殊なため、他国への展開が難しく、海外取り引きは日本のみだ。「今年は受注数が減っている一方、原料費は値上がりした。低価格の製品に需要があるので、経営は厳しい」(Hangxin Haoさん)

▲専用のアプリをダウンロードして、商談を行う仕組み

 レディース服製造のSHANGHAI HEYUF FASHION(中国・上海)は、この展示会に隔年で出展する。近年はインターネット販売を行う企業や小ロットでの注文が増えており、工場の生産ラインを調整して対応している。「商品は全て日本に輸出する。独特の仕様のため、他国へ応用することは難しい」(MA LIさん)

 繊維・アパレル商社のWEIHAI TEXTILE GROUP IMPORT & EXPORT(中国・山東省)は、独自に通訳担当者を手配して来場者の対応を行った。社員の代わりにパンフレット配布といった一次対応や、商談時に中国担当者との通訳を務めた。

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