人口の7割がワクチン1回完了、7月末までに2回目へ @カナダ・トロント【6月20日/新型コロナウイルス 世界の反応・現地レポ】

▲営業を再開した服飾店。人数制限のため行列ができている

 カナダでは人口の75%が、新型コロナワクチンを少なくとも1回接種した。2回目は20%程度と低いため、当初の9月末を7月末に早めて投与を進める予定だ。2回完了した割合が一定数を超えるまでは、さまざまな制限は継続するとし、アメリカとの国境封鎖や旅行目的での入国禁止を、7月21日まで延期した。

 一方、市民権や永住権の保持者や近親者、ビジネス、留学生は、出発72時間以内の陰性証明を提出すれば入国できる。7月からは、ワクチンを2回接種していれば、指定ホテルで3泊の隔離が不要になる見込みだ。ワクチンは、カナダで承認されたファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、ジョンソン&ジョンソンの製品が対象となる。

 大西洋岸の4州は『アトランティック・バブル』という特定地域として、旅行の制限を緩和した。赤毛のアンの舞台として人気の観光地、プリンスエドワードアイランド州は、ワクチンを1回接種して21日間が経過したという証明書があれば、到着後の自己隔離は不要だ。他の3州も条件付きで、4州内の往来を認めることが決まった。

▲感染予防の観点から公共交通機関より自転車利用が促され、夏場の利用増に向けて、車道に自転車レーンを整備する

 トロントのあるオンタリオ州は11日から、規制を3段階で緩和する『再開ロードマップ』の第1段階に移行した。業種により入店人数の制限はあるが、生活必需品ではない小売業が再開し、10人までの屋外集会やイベント、各テーブル4人までの屋外飲食が許可された。第2段階では、トロント近郊にあるカナダ最大の遊園地『カナダズ・ワンダーランド』の営業が再開する予定だ。ただし、9月末までは引き続き、マスクの着用が求められる。

 同州のトロント大学とウェスタン大学は、入寮する学生に少なくとも1回のワクチン接種を義務づけた。接種後に14日以上経ってから入寮することを求めているが、難しい場合は入寮後に大学側がワクチンを手配するという。 

 カナダ最古にして最大規模である、シェイクスピア演劇の舞台イベントが、バーチャルにて開催される。例年は4~10月だが、今年は6~9月に短縮された。シェイクスピア作品のほか、古典から現代の演劇まで幅広く上演しており、国外からも役者や観光客が集まる。夏の風物詩として人気があり、リアルイベントの開催を待ち望むファンが多い。

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