ノベルティ向け、伝統技術を活用した商材が集結 @京都インターナショナル・ギフト・ショー

展示会名:第2回 京都インターナショナル・ギフト・ショー 2021
会期:2021年3月10日(水)・11日(木)
会場:みやこめっせ 3F・1F・B1F A面展示場
主催:ビジネスガイド社
出展者数:418社
来場者数:1万8553人
出展者層:雑貨・文具、インテリア、アクセサリー、食品、京都の伝統産業の技をモダンにアレンジした商品
来場者層:小売業者、卸売業者、メーカー、ホテル、インテリア、通販・訪販業者
併催:京都知恵産業フェア、WAZA博

 ギフト・雑貨の展示会「京都インターナショナル・ギフト・ショー」には、百貨店、小売店、ホテル、インテリア、ECサイトの関係者が集まった。伝統技術や日本文化を反映した、香や盆栽に関心を寄せる人が多かった。また、ノベルティになる商材として、コーヒー、マスク付帯グッズに注目が集まった。主催のビジネスガイド社(東京都台東区)によれば、緊急事態宣言下で東京での開催時に来場できなかった人の参加が多かった。

 菓子木型で作る、菓子のような香を展示したINCENSE KITCHEN(京都府宇治市)には、インテリア関係の卸業者が集まった。神社の鳥居を型取ったもの、ホテルのオリジナルな香りといったOEMの相談が多かった。「宇治抹茶の香づくり体験が好評で、手応えを感じた」(後藤恭子さん)

 盆栽を乗せた苔玉を展示したナチュラルハイカンパニー自然社(京都市)には、百貨店の催事担当者、雑貨やカフェの関係者が訪れた。テーブルに置くことができるサイズなので、自宅やカフェに置きたいという需要があった。「20年以上前から、陶器と植物をセットで販売している。東京では桜が人気だったが、京都では松が人気だった」(谷野大弘さん)

 竹炭焙煎のコーヒーを展示したNPO法人里山倶楽部(大阪府松原市)には、環境に配慮した商材を探すECサイトの担当者、ノベルティグッズを探すバイヤーが来場した。日持ちがするうえ、少量でもオリジナルのパッケージを作成できる点が注目された。「里山保全のため、売上の10%を竹炭づくりに還元する。企業のPR商品として使ってもらえれば」(中村仁美さん)

 マスクに貼りミントの香りを楽しむグッズを展示したプラン・ドゥ(静岡市)には、百貨店や小売店のバイヤー、ノベルティを探す生命保険会社が集まった。特にマスクの付帯グッズを求めている人が多く、低価格な点が関心を集めた。「体験してもらう必要があるので、展示会への参加を決めた」(山﨑將利代表)

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