オンタリオ州が再び4週間のロックダウンへ@カナダ・トロント【4月5日/新型コロナウイルス 世界の反応・現地レポ】

▲個人宅に置かれた、ロックダウンに反対する趣旨の看板

 トロントのあるオンタリオ州では4月3日より、再びロックダウンとなった。州内の新型コロナウイルス新規感染者が7日連続で2000人を超え、集中治療室ICUの患者数もパンデミック開始以来の最多数に達したことが理由だ。今回の措置は「シャットダウン」と呼ばれ、最低4週間は継続される。

 シャットダウンは、従来の感染症対策である5段階のフレームワークに、追加制限を加えた内容だ。屋内の集まりは家族のみ、屋外では5人以下に制限される。飲食店は、再開したばかりの屋外パティオや店内飲食は再び禁止となり、テイクアウトとデリバリーのみが許可される。トロントなどで12日に再開予定だった美容室やネイルサロン、フィットネスクラブは閉鎖となり、学校は12日の春休みまでは対面授業を継続する。

 州内では、80歳以上の高齢者や医療従事者を中心に、180万人のワクチン接種が完了。3月22日からは75歳以上の予約が可能になり、トロントなどの都市部では先行して、60〜64歳にアストラゼネカ社のワクチン接種を開始した。

 ワクチンの接種計画は、4月から第2段階へ移行し、7月までに新たに900万人に対象を拡大する。60歳以上の高齢者、高リスクの慢性疾患を持つ人、妊婦のほか、在宅勤務ができない食料品店や薬局、小売店の従業員、教職員、および警察、消防、公共サービス、製造業などの職種が対象となる。該当者は予防接種所やクリニック、薬局、公衆衛生局などで接種を受けることができる。

 政府は、雇用保険の給付期間を24週間から50週間へ延期した。雇用保険が受給できない自営業者向けの「カナダ回復給付金」と、自宅保育の保護者や看病で働けない人を対象とする「カナダ回復介護給付金」は、26週間から38週間へ伸ばし、週に500カナダドル(4万4000円)を支給する。感染や自主隔離で働けない人へ向けた「カナダ回復疾病給付金」は、2週間から4週間に延長し、病欠期間に週500カナダドルを支給する。

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