収束が見られない隣国ミャンマーのクーデターを不安視 @タイ・バンコク【3月5日/新型コロナウイルス世界の反応・現地レポ】

▲ミャンマーのマンダレー空港

 タイの隣国ミャンマーで発生したクーデターに対する抗議活動デモに対する関心が高まっている。ミャンマー国内では抗議活動を行う民衆に対し国軍が発砲するケースが多発しており、犠牲者が増えている状況だ。国連は3月3日、ミャンマー国内での抗議活動で38人以上の死者が出ていると発表し、世界各国から政権に対する批判の声が高まっている。

 こうした状況に対し、タイでも批判の声が高まっている。タイでは新型コロナウイルスによる経済停滞や政府・王室への批判を訴えるデモ活動が活発になっているが、その鎮圧のために発砲するようなケースはない。ここ数日はテレビやSNS、ネットニュースでもミャンマーの抗議活動に関する報道が増えており、過激な鎮圧行動をそのまま目にすることも少なくない。日を追うごとに悪化するミャンマーの状況に対しバンコクでは「ミャンマー政府はタイ政府より野蛮」「先進国が積極介入すべき」などの声が増えている。

 タイにはミャンマーからの出稼ぎ労働者が多く、タイ国内で抗議活動を行うミャンマー人を目にする機会も増えた。もっとも、これまでは不法入国・就労も多く、他国と比べてミャンマー人コミュニティに対する関わりはさほど深くなかったのが現状だ。だが、タイでも2006年から政治的に不安定な状況が続き、14年には陸軍によるクーデターで現政権を確立したという過去があり、ミャンマーの現状に対して他人事と思えないという人も増えているようだ。新型コロナによる影響も尾を引き続けている中、さまざまな不安がタイに渦巻いている。

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