全世帯に無料はがきを配布し交流を促す@カナダ・トロント【3月20日/新型コロナウイルス 世界の反応・現地レポ】

▲国内全世帯に郵便はがきを配布するキャンペーン『手紙を書こう』を実施

 政府は5日、ファイザーとモデルナ、アストラゼネカに続き、ジョンソン・エンド・ジョンソン(アメリカ・ニュージャージー州)のワクチンの使用も承認した。すでに1000万回分の同社製品を確保したという。2〜8度で長期間保存が可能で、1回の投与で効果が出ることから、接種計画の促進が期待される。

 オンタリオ州の保健省は、新型コロナウイルスのワクチン接種予約サイトを開設した。7月までに3段階で進める予定で、現在は80歳以上の高齢者や医療従事者など、高リスクの180万人が対象となる。4月からは60〜79歳の成人、在宅勤務ができない人、特定の疾患を持つ人など900万人で、7月からは59歳以下の成人が対象となる。一方、ユーコン準州の州都であるホワイトホースでは、すでに18歳以上の全住民が対象で、州によって対応が分かれている。

 トロントのあるオンタリオ州では、3月8日に在宅命令が解除され、最も厳しい措置である緊急事態宣言が終了した。9日からは小売店の店内営業、10人までの屋外の集まりなどが可能となった。一方、バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州では、3月30日まで緊急事態宣言が再発令された。昨年3月の発令以来、26回目の延長となった。

 カナダ観光局は、過去1年間で倒産や事業縮小などにより鉄道や観光バス、遊覧船の事業者の14.9%、旅行会社の31%が減少したと発表した。国内の労働者は、10人に1人は宿泊や飲食、運輸、観光施設などの旅行関連事業に従事しており、1年間で50万人が失業したことが分かった。

▲国内へ郵送できる切手が付いており、書いてそのまま投函できる

 カナダ郵便公社は、国内の全世帯に、切手付きの郵便はがきを1350万枚配布した。6種類のデザインがあり、無作為に1枚ずつ各家庭に届ける。新型コロナウイルスの影響下で、家族や友人と会うことが難しいため、手紙を書くことを推奨するキャンペーン「Write Here. Write Now.」の一環として実施された。

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