ロックダウン慣れで違反者が増加 @オーストリア・ウィーン【2月10日/新型コロナウイルス 世界の反応・現地レポ】
- 2021/2/15

警察は取り締まりを強化
オーストリアでは8日から、ロックダウンを緩和し、美術館などの文化施設や、店舗の一部を再開した。ロックダウンが長引き、娯楽施設などの再開を待ち望んでいた住民が多かったことから、大勢が押し寄せる事態となった。
ウィーンでは陽性者の40%は、イギリスの変異株への感染だと言われる。一方、ドイツと北イタリアの間に位置するチロル地方では、南アフリカ変異株も拡大しており、すでに500人の感染が確認されている。昨年の春には、スキー場でクラスターが発生したこともあり、政府はチロル地方の居住者に対して、国内での移動制限や移動時のPCR検査を義務付けた。
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オーストリア、ウィーン在住フリーライター。ウィーンとパリを拠点に、欧州におけるフランス語、英語圏の文化、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動、政策調査に携わる。専門は国際政治、軍事、語学。