オミクロン株の感染対策より、経済回復を優先か @タイ・バンコク【12月5日/新型コロナウイルス 世界の反応・現地レポ】

 タイ政府は、新型コロナウイルスのオミクロン株を予防するため、南アフリカ、ボツワナ、ナミビアなど、8カ国からの入国を禁止した。国内では3日時点で、オミクロン株の感染者は確認されていないが、保健省は該当国からの入国者に対して、PCR検査を実施している。

 オミクロン株が拡大し始めた、11月15~27日に入国した333人のうち、44人にPCR検査を実施し全員が陰性だった。61人はすでに出国している。105人は入国から14日以上が経過しているが、無症状だという。政府は検査を受けていない123人の行方を追い、追加で検査する予定だ。

 オミクロン株の蔓延(まんえん)が懸念されるため、外国人の入国を停止する国が多い一方で、タイ政府は受け入れを続けている。ワクチンの接種完了など、複数の条件を満たした外国人に対しては、11月1日から入国後の隔離も免除しており、現在も条件を変更していない。隣国と陸続きのため、不法入国者を完全には防ぐことができず、政府が管理しきれない部分で感染者が出てしまう可能性が指摘されている。

 感染症対策センターによると、5日の新規感染者は4704人、死者は27人だった。累計の感染者は214万1241人、死者は2万944人、死亡率は0.98%に達した。一時期は1日あたりの新規感染者が2万人前後だった、ピーク時と比べて落ち着いているため、政府はオミクロン株の脅威は低いと考えているようだ。タイ政府は感染症対策よりも経済回復を重視する方向に舵を切ったと国内外のメディアは報じている。

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