6月までのロックダウン緩和計画を発表 @イギリス・ロンドン【2月24日/新型コロナウイルス 世界の反応・現地レポ】

▲学校再開に向けて、PCR検査を呼びかける

6月以降の旅行を予約する人が600%増加

 イギリスでは、ワクチンの接種によって新型コロナウイルスの感染を3分の2に抑えられることが分かり、急ピッチで接種が進んでいる。4月15日までには、50歳以上も含めた9つの優先グループの接種が完了する見込みで、順次対象を拡大するとしている。接種対象が増えたことで、80歳以上の1日の死者数は1月22日の696人から、2月12日は284人に、80歳未満は466人から220人に減少し、22日には178人にまで減らすことができた。

 ワクチン接種が順調であることから、22日にはロックダウンの緩和計画として、6月までのロードマップが発表された。4段階で緩和し、4週間ごとの感染状況を元に、5週間ごとに計画を見直すという。


■ステップ1、パート1(3月8日)
 コーヒーブレイクやピクニックなど、運動以外の目的で、屋外で1対1で会うことができる。大学以外の全ての学校、クラブ活動が再開され、中学校・高校では、校内でのマスク着用が必須となる。学生は自宅で週2回、PCR検査を受ける可能性も示唆されている。高齢者施設では、PCR検査を受けマスクを着用すれば、1人での訪問ができる。

■ステップ1、パート2(3月29日)
 『ステイホーム・自宅で過ごそう』期間は終わるが、可能な限り在宅勤務と自宅周辺で過ごすことが引き続き求められる。屋外や自宅の庭などでの会合は、別世帯を含めて6人まで、6人以上は2世帯までが許可される。プールを含める屋外スポーツも再開する。海外への渡航制限は変わらない。

■ステップ2(4月12日以降)
 生活必需品を扱う店舗以外の営業が再開し、ヘア・ネイルサロン、図書館なども利用できる。パブやレストランは屋外利用のみが認められ、時間やアルコールに関する規制はない。テーマパークや動物園などの屋外施設の多くが利用できる。室内のレジャー、ジム、プールも再開するが、1人もしくは同世帯での利用となる。

 葬式は30人まで、結婚式や披露宴、葬式後の会合は15人までに拡大する。宿泊施設は、コテージタイプなどの場合は、1世帯のみで利用ができる。大学生が対面授業を受けられるかどうかは、この時期に検討される予定だ。

■ステップ3(5月17日以降)
 公園や庭など屋外では30人まで、室内は6人または2世帯まで集まることができる。室内の会場、パブ、レストラン、ホテル、娯楽施設、映画館、博物館、美術館、ジムなどが再開するが、屋外30人、室内6人の人数制限がある。結婚式、洗礼式、ユダヤ教徒の成人式は30人まで可能。

 スポーツ観戦は、室内会場は1000人または収容人数の半分まで、屋外会場は4000人または収容人数の半分までの観戦ができる。サッカースタジアムなどの大規模な会場の場合は、1万人または収容人数の4分の1までとなる。

■ステップ4(6月21日以降)
 ナイトクラブなどが再開され、全ての規制が撤廃される予定。


 国内では、ロードマップが発表された22日、6月以降に旅行を予約する人が600%増加した。スペイン、トルコ、ギリシャが人気で、予約が殺到しているという。先が見えない時期ではあるが、国民の待ちきれない気持ちが表れているようだ。

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