連日の積雪で除雪事業が好調 @カナダ・トロント【2月22日/新型コロナウイルス 世界の反応・現地レポ】

▲スケートリンクは、人数制限のもとで営業されている

 トロントのあるオンタリオ州では、20万人が2回のワクチン接種を終えた。3月までに高齢者施設の入居者や医療従事者らを中心に接種が完了する見込みであることから、在宅命令の解除が決まった。今後は地域ごとに、昨年設置された「5段階の規制措置」に段階的に移行する。トロントでは3月から酒屋や園芸用品店、ホームセンターなどの店舗営業が再開する予定だ。

 22日からカナダ入国時には、空路、陸路を問わず、政府指定のホテル予約とPCR検査、そして検査結果を待つために3日間の滞在を義務付けた。クレジットカード会社のアメリカン・エクスプレスが予約窓口を担い、予約後4時間以内にメールで予約確認書を送付するという。検査結果が出るまでは客室から出ることはできず、訪問者との面会もできない。

 運輸省はカナダ領海でのクルーズ船の渡航制限を2022年2月28日まで延長した。北極圏の北西航路では、乗客12人以上の商業旅客船は航行禁止となった。水上タクシーなど定員100人未満の遊覧船については、各自治体の判断となる。今後クルーズ船の利用時には、ワクチン接種の証明書の提示が必要になる可能性も出ている。

▲冬のトロントでは、あらゆる場所で除雪車が見られる

 国内では飲食や旅行業界が打撃を受ける中、メンテナンス業界は好調だ。氷点下が続くトロントでは、特に除雪業者の活躍が目立つ。住宅や不動産の所有者は、隣接する全ての歩道から雪や氷を取り除くことが、市法で義務付けられており、降雪から12時間以内に行う必要がある。そのため深夜に公道、早朝に店舗やオフィス、住宅などの除雪にあたる。違反者には125カナダドル(約1万円)の罰金が科され、除雪をせずに敷地内で怪我人が出た場合には、不動産所有者の責任となる。新型コロナウイルスの影響下でも、個人、法人を問わず、除雪業者を利用する機会は減らないため、雇用が確保されているようだ。

 ケベック州のモントリオールを本拠地とするサーカス集団『シルク・ドゥ・ソレイユ』は、公式サイトで映像を公開した。ファンに向けて、過去のパフォーマンスのほか、メイク技術、トレーニング方法、舞台裏などのコンテンツを配信するという。

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