バンコクの日本人街で事件が多発 @タイ・バンコク【12月20日/新型コロナウイルス世界の反応・現地レポ】

▲ひったくりが発生した、高級デパートなどがあるプロンポン・エリア

新型コロナによる生活困窮との関連を疑う声も

 バンコクで治安の悪化が問題となっている。新型コロナウイルスによる生活困窮や失業率の高騰による影響ではないかとの声も少なくない。

 12月に入ってからは日本人街がある「プロンポン」エリアでもひったくりなどが増えている。多発しているのは、バイクタクシーに乗って背後からバッグを奪う事件で、14日には在タイ日本大使館から登録者に対して一斉メールによる注意喚起が行われた。犯人はまだ捕まっていない。

 プロンポンは日本人が多く住むエリアとして知られており、高架鉄道BTS(スカイトレイン)のプロンポン駅周辺には日本人向けの飲食店や小売店が多数ある。近年在住日本人は増加傾向にあり、特に企業駐在員などが多く住んでいる。近隣の日本人学校には多数の子どもが通っており、「リトルトーキョー」と呼ばれている地域だ。

 バンコクでは外国人がこうした事件に遭うことはさほど多くない。2019年12月21日にはプロンポンの隣にあるトンロー・エカマイ地区で日本人が強盗に巻き込まれて重傷となった事件があったものの、一部の治安の悪い地域を除けばこうした強盗などに巻き込まれるケースはほとんどない。だが、過去にも不況が長引くと治安が悪化する傾向にあったことから、新型コロナによる生活困窮者の増加が治安の悪化につながっているとの見方もある。

 タイでは新型コロナの影響で出入国者が大幅に減少している状況が続いているが、日本人の出入国は回復の兆しを見せている。タイでは到着後14日間の強制隔離が義務付けられるものの、商用訪問やタイ人配偶者を持つ人に発行されるビザを持つ日本人など一部の人を限定に入国が認められている。現在も全日空などが毎日貨物を中心とする運航をしているほか、在日タイ大使館を通じて特別便の予約が可能となっており、徐々にタイを訪れている人は増えているようだ。2021年1月以降には日本発の通常フライトの再開も検討されており、今後はさらに出入国が増えるとみられている。一方、年間約400万人が出入国していた中国からは、3月の非常事態宣言以降、航空機の搭乗員や貨物船の船員といったごく一部の人の一時的入国しかなくなっており、本格的な再開は当分先となりそうだ。

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