サクラインターナショナルが感染予防の衛生認証制度への申請をサポート

施設の安全を証明しイベント開催

 イベント企画運営のサクラインターナショナル(大阪市)は、感染症予防の衛生基準「GBAC STAR™認証」において、申請代行や資料作成の支援を始めた。国内の代理店として、認証の取得をオンラインにて英語で行い、約2〜4週間で認定されるまでを代行する。

 「GBAC STAR認証」は国際的な衛生基準として、アメリカ・シカゴの洗浄業界団体「Global Biorisk Advisory Council(グローバルバイオリスク諮問委員会)」が開発した。新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、イベント施設が認証を取得することで、来場者、施設スタッフ、主催者全てが、安全に施設を利用できるようになる。

 世界の約2000施設が、認証取得または申請をしており、世界的に認知が進む。各国の法律や条例などを考慮しながら国際基準で評価し、実務的な運用ルールを決定するという。日本ではパレスホテル 東京、グランド ハイアット 東京、ホテルオークラ 東京が認証された。他にも、コンベンションホール、イベント会場、スタジアムなども取得を検討中だ。

 アメリカでは、新型コロナウイルスの影響で、リアルでのイベントは開催ができない。一方で、米国で2番目の規模を誇る展示会施設、オレンジカウンティコンベンションセンター(フロリダ州・オーランド)は、同認証の取得により、昨年秋から何度かリアルイベントの開催に成功している。

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