予想以上に多くの来場者で会場は熱気に包まれる[口コミ]@関西 住宅・ビル・施設Week 後編
- 2020/10/19
不動産管理会社向けのアピール
アイ・グリッド・ソリューションズ(東京都千代田区)
初出展となる新電力の小売業者。「不動産テックEXPO」に出展した。今回の出展のメインターゲットは不動産の管理会社。入居者のいない期間の空室の電力料金も少なくない。そこで基本料金制度でなく、利用した分だけ支払う新たな契約状態「スマート通電 by スマ電」をPRした。1日に20社ほどが来場した。今後、商談につなげていきたい。特に不動産管理や太陽光発電に興味を持つ人などにアピールしていく。新型コロナの影響で来場者が少ないと思っていたが、意外に多かった。
予想以上の来場者と反響で次回も出展予定
富士商工マシナリー(埼玉県新座市)
「切る」裁断機、「抜く」プレス、「貼る」ラミネーターなどのカテゴリーを行う装置のメーカーで、二次電池展には3回目の出展。1日に30~35社ほどが来場した。コロナの影響を想定していたが、予想以上に多かった。我が社の設備に関心を寄せる来場者が思っていたよりも多く、反響があった。これまでパイプのなかった人とのつながりもできた。来年も出展する予定だ。
来場者の中に大手メーカーの関係者はいなかった。電極シートの加工生産に付随する装置メーカーの関係者はいた。我が社は相手先からヒントを出してもらい、共同開発するのが得意分野。展示会での出会いをきっかけにうまく進めていきたい。
約400人からアンケートを取ることができた
日本電気(東京都港区)
「スマートグリッドEXPO」に出展。展示した設備管理の高度化をめざす「LiDAR」は、リモートセンシング技術のひとつ。レーザー光線を利用し、さまざまな設備、人の目で見えない場所で検知や判別をし、課題を解決するものだ。VPP(バーチャルパワープラント)で電力の安定化を図る。
来場者は例年に比べて減っている。我が社のブースでは例年、1時間に3回セミナーを行い、約600人以上の来場者からアンケートを取っている。今回は1時間に2回セミナーを実施して約400人からアンケートが取れた。今回、来場者は減ってはいたが、この分野に意識の高い人が訪れている印象だ。
今回初めて、武蔵小杉のオフィスと会場をオンラインでつなぎ、デモ画面を共有した。遠隔でVPPの説明をした。初めての試みだったが、タイムラグなくできるものだということを実感した。
1日に約200社と名刺交換
J&T環境(川崎市)
総合資源化リサイクル事業、総合物流事業を展開しており、「関西 バイオマス展」に出展した。今回PRしたのは「Jバイオフードリサイクル」という食品廃棄物のリサイクルの会社(工場)。焼却炉が4つあり、分別せずにリサイクルできる。関西でのプラントメーカーとしての知名度を上げるために出展した。
名刺交換は1日に約200社。コロナ禍でも多くの来場者に恵まれ、楽しかった。設備会社の関係者が多く来場しており、弊社がプラントメーカーということから、逆に売り込みを受けたほどだ。
実物大の太陽光発電アルミ架台に注目集まる
サンレール(岐阜県不破郡垂井町)
高層マンションの手すりなどのアルミ製品の製造・販売を行っており、「建材・住設EXPO」に出展。展示したのは太陽光発電架台カーポート。
実物大を展示したこともあり、来場者はかなり注目してくれた。カタログの減り方から、1日に約150人が来場したと推定している。多くは太陽光発電に関わっている設備会社や販売店の関係者だ。太陽光発電は今後、投資目的から自家消費へとシフトする。まだ蓄電池が高くてネックになっているが、我が社は技術的な強みを生かして、自家消費のマーケットにも参入する。産業用の架台として、どういった形で提案していけばよいか、この展示会での反応を参考にしたい。
決定権を持つ役職者の来場目立つ
タカラスタンダード(大阪市)
キッチン・浴室・洗面化粧台、トイレ・給湯器、ホーロー壁装材など、総合住宅設備機器を製造・販売している。「建材・住設 EXPO」に出展した。来場したのは建築業の関係者やディベロッパーらが中心。中には不動産オーナーの姿もあった。
展示したのは外装材と内装材。実際に見てもらわないと伝わらないため、出展した。インクジェットでホーローにプリントしたものは色鮮やかで美しく、ホーローは硬いので、ステンレスブラシも歯が立たない。実際にブラシで叩いてもらって、来場者にその硬さを実感してもらうことができた。
新型コロナの影響もあり、従来なら1社から10人ほどが来場していたが、今回は役職者など、ある程度ビジネスに決定権を持つ人が3人ほどで来場するようだ。説明をするとジャッジが早く、話がスムーズに進んだ。ビジネスマッチングもあった。
NEW環境展
2021年3月17日(水)~19日(金)
@東京ビッグサイト
主催:日報ビジネス