大阪初開催、アジア系企業の日本担当者も来場 @COSME Week 大阪

展示会名: COSME Week 大阪 2020
開催日程: 2020年9月9日(水)~11日(金)
会場:インテックス大阪 6号館A
主催:リードエグジビションジャパン
出展者数:321社
来場者数:8314人
構成展:第1回 化粧品開発展 大阪、第1回 国際 化粧品展 大阪

 大阪で初開催された化粧品の研究・開発に関する展示会「COSME Week 大阪」には、エステや商社、メーカーなどの決裁権を持つ経営者層やバイヤーが来場した。出展者は新型コロナウイルスの影響による来場者の数を懸念していたが、想定よりも人出は多く、反応も高かったという。また、アジア系企業の日本法人担当者の姿も目立った。

▲会場入り口の様子

 ヘルスケア関連商品を開発するキコーコーポレーション(静岡県三島市)は、肌に溶けるヒアルロン酸100%のフェイスシートを展示した。エステ、小売、商社で決裁権を持つ人が多く集まった。日本の企業に加え、モンゴルやインドの企業も訪れた。「以前は韓国製が求められたが、品質やイメージの良さから、日本製が求められるようになった」(渡邊あい子代表)

▲大阪での初開催ということで出展したというNUTRI JAPAN(東京都港区)

 NUTRI JAPAN(東京都港区)は、アンチエイジング効果のあるという成分NMNを配合した栄養補助食品を展示した。商社、製薬会社、エステサロンなどマネージャー層が関心を示した。NMNの認知度は高まっているが、仕入先を知らない人が多いという。「東京にも出展しているが、大阪の方が反応が良い。チラシを受け取る確率も高い」(レオンティエフ保水さん) 

 山本香料(大阪市)では、天然の精油を使ったマスク用のスプレーと、マスクに貼るアロマシールを展示し、商社のバイヤーの注目を集めた。「これまで香料の提案をすることが多かったが、コロナ禍でマスク需要が高まった」と平岡純也さんは話した。

 OEM・ODM生産を行う出展者も注目を集めた。口腔ケア商品を研究開発する日本ゼトック(東京都新宿区)のブースでは、歯みがき粉のODMサービスについてPRした。人気商品を展示し、国内企業だけでなく、中国や東南アジア企業の日本法人も多く訪れた。来場者の半数が決裁権を持ち、通販関係企業の経営者が多かった。「2000円程度の高級オーガニック商品を作りたいと考える企業は多い」(桶井伸郎さん)

▲300人と名刺交換できたというジャパンギャルズSC(東京都港区)

 フェイスパックのOEMを展示したジャパンギャルズSC(東京都港区)には、メーカー、エステサロン、美容系クリニックの幹部が来場した。1カ月で製造できるので、今冬の販売に間に合う点が注目を集めた。「コロナ対策でサンプル配布を控えたが、要望が多いので後日300部を発送することにした」(伊藤直哉さん)

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