ブックフェアは社長も参加する一大イベント【人が集まるブース特集】

河出書房新社(東京都渋谷区)
@東京国際ブックフェア

読者の顔を直接目にする数少ない機会

 河出書房新社(東京都渋谷区)は自社で出版した1万7000冊の本を「東京国際ブックフェア」に陳列した。ブースの作りは本屋さながら。老舗らしく、創業から年代順に代表的なタイトルの初版本を並べた。

 社員60人のうち、10人が会場に入れ替わり常駐し、接客にあたった。小野寺優社長も連日会場を訪れ来場者を迎えた。会社を挙げて参加するのは、「東京国際ブックフェア」が読者と直接触れ合える数少ない機会だからだ。

 昨年の「東京国際ブックフェア」では1冊3800円の絵本が、60冊完売した。インドの芸術家ランパロス・ジャーが描いた『水の生きもの』という作品で、手すきの紙に1枚ずつシルクスクリーンで手刷りしたものを、職人が1冊ずつ製本した絵本だ。世界的な絵本のコンクールでも賞を獲得したが、当初書店での販売数は限定的だった。だが、熱心な絵本ファンに、支持されることを実感し、その後図書館などでの販売を伸ばした。

 「読者の反応を見ることができるのは、単純にうれしい」と担当の中山喬介さんは話した。

展示会名:第23回 東京国際ブックフェア
会期:2016年9月23日(金)~25日(日)
会場:東京ビックサイト 西2
主催:東京国際ブックフェア実行委員会、リード エグジビション ジャパン


国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎

国際イベントニュース編集長 東島淳一郎

2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。

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