魚市場が開発した醤油に500人殺到 @シーフードショー大阪

展示会名:第17回 シーフードショー大阪
会期:2020年2月19日(水)・20日(木)
会場:ATCホール
主催者:(一社)大日本水産会
出展者数・小間数:288社・334小間
出展者層:水産業、水産物加工・輸送・技術
来場者層:小売業、外食業、商社、ネット販売業、バイヤー
同時開催:アグリフードEXPO

 水産物や水産技術を扱う展示会「シーフードショー大阪」では地域性を生かした独自商品を開発する企業が注目を集めた。

 大阪木津地方卸売市場を開設する大阪木津市場(大阪市)が展示したのは、オリジナル醤油だ。大阪の老舗醤油メーカー『大醤』と共同開発したもので、伝統技術や製法による大阪らしさにこだわった商品だ。佐藤聖士さんは「市場は業者のもの、というイメージを変えるために開発した。市場は一般の消費者でも利用できる。市場は全国的に衰退しており、一般消費者を受け入れなければならない。市場がプライベートブランドを開発する例は珍しい。大阪木津地方卸売市場をたくさんの人に知ってほしい」と話した。

 生姜入りの餌で育てた養殖の鯛「生姜真鯛」を展示したバイオ科学販売(愛媛県南宇和郡)にも多くの人が集まった。高知県島産業大賞の奨励賞を受賞し、四国では知られた存在だ。会期中ブースには300人が集まった。楠由美子さんは「高知県のふるさと納税の返礼品にも選ばれており、ブランド鯛として認知度を上げたい」と話した。

 水産技術で注目を集めたのは、高砂熱学工業(東京都新宿区)が展示した鮮魚用のシャーベット状保冷氷の製氷機だ。通常の氷より粒子が細かいため、鮮魚によくまとわりつくのが特徴だ。早く冷却でき、温度も通常の氷より低く保つことができる。ブースには200人が集まった。「来場者が求めているのは機械ではなく、付加価値を付けられるサービス。細菌繁殖を抑えるためには3度以下に保つ必要がある。通常の氷では、環境によっては3度を超えることもある。シャーベット状の保冷氷を使用することが、付加価値の提供になる」(万尾達徳さん)

 新型コロナウイルスの影響を話す人は少なかった。ニチモウ(東京都品川区)の大野彰夫さんは「漁師や水産加工業の来場が多かった。隣の会場で開催されていた『アグリフードEXPO』から来る農業関係者も多かった。農業関係者も水に関心が高く、興味を持つ人が多かった」と話した。

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