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竹を使ったパーテーション【人が集まるブース】#203
- 2020/5/20
- 2~5小間, 東京インターナショナル・ギフト・ショー
日建ハウジングシステム(東京都文京区)
@東京インターナショナル・ギフト・ショー
DATA
施工会社:Gフォレスト(鹿児島県薩摩川内市)
小間数:3小間
施工費:300万円
施工会社:Gフォレスト(鹿児島県薩摩川内市)
小間数:3小間
施工費:300万円
竹を原料とする新素材「竹セルロースナノファイバー」を販売する日建ハウジングシステム(東京都文京区)は、竹からつくったパーテーションでブースを作った。間仕切り壁を磁石でとめ、工事なしで間取りを変えられるのが特徴だ。鹿児島県薩摩川内(せんだい)市の職人が制作した竹細工や、竹製の落語寄席の高座台なども展示した。「薩摩川内市は全国で最も竹林が多いが、放置竹林の問題も生じている。竹を建材として用いることで、地方創生につながると考えた」(古山明義さん)
竹セルロースナノファイバーは、鋼鉄の5倍の強度を持つ。木は伐採して再び建材として使える大きさに成長するまでに30~40年かかるが、竹は4~5年で成長する。建材として研究が始まったのが4年前で実用化はまだ先だが、可能性を模索しているところだ。竹の造作は使い回すことを前提で制作し、今後は「次世代エネルギーフェア in 薩摩川内」にも出展予定だ。