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中国風ブースで漢方化粧品を表現【人が集まるブース】#199
- 2020/4/29
- 2~5小間
プリマール(大阪府摂津市)
@化粧品開発展
DATA
施工会社:レブ・クリエイト(大阪府吹田市)
ブースデザイン:サインバード(京都府八幡市)
小間数:3小間
施工費:230万円(デザイン費込み)
施工会社:レブ・クリエイト(大阪府吹田市)
ブースデザイン:サインバード(京都府八幡市)
小間数:3小間
施工費:230万円(デザイン費込み)
中国の漢方を用いたヘアケア、スキンケア、口腔ケアに効果のある漢方化粧品を展示した、化粧品メーカーのプリマール(大阪市)は、中国風をイメージしたブースを作った。ブース中央に、楊貴妃のイラストを設置し、温故知新をもじった「温故美新」というキャッチコピーを掲げた。中国で歓待を表す赤を基調に、差し色で金を使った。
同社の西陽介さんが気に入っているのは格子柄の造作だ。実際の木で作ると搬入時に折れる可能性があったため、ガラスのパネルに線を入れ中国風の格子を再現した。円柱の造作には花を飾った。
中国の広東省中薬研究所と昨年から協業で進めている商品だ。「ブースデザインに中薬研究所の意向を反映する必要があり、完成まで時間がかかった。昨年9月にプロジェクトを立ち上げ、デザイン、色、素材など、細部にこだわった。中国漢方を扱っていることを表現できたと思う」(西さん)
ブースのできには満足したが、一つだけ誤算があった。「目の前が中国パビリオンだと後から分かったのだ。「中国風で差別化するつもりが、中国企業と間違えられることが多かった。周りの配置も把握することが必要だと分かった」(西さん)