安価な合成ダイヤモンドへの関心大 @国際宝飾展

展示会名:第31回 国際宝飾展
会期:2020年1月20日(月)~23日(木)
会場:東京ビッグサイト 西展示棟
主催:リード エグジビション ジャパン、日本ジュエリー協会
出展者数:1050社
出展者層:宝石、ヴィンテージ雑貨販売、検査機器製造
来場者層:宝石小売り、宝石卸業、OEM業者、デザイナー、百貨店バイヤー、エステ業界、呉服屋、学生
同時開催:ガールズジュエリーEXPO

▲ネクスタ(東京都渋谷区)ではスポーツジュエリーに適した安価な合成ダイヤモンドが注目を集めた

 ジュエリー業界の展示会「国際宝飾展」では、「ファストジュエリー」と呼ばれる人工ダイヤモンド(合成モアッサナイト)に、デザイナーや学生が関心を示した。

 合成ダイヤモンドのネクスタ(東京都渋谷区)では、従来品よりも価格を抑えた製品が注目を集め、バイヤーやOEM業者、小売り業者など400人が足を運んだ。安価な合成ダイヤモンドはスポーツジュエリーとしての需要も伸びている。

 雑貨を扱うPujya(東京都大田区)は欧州で買い付けた1940~90年代のヴィンテージ雑貨を展示した。日本では珍しいデザインの商品を求めて、ジュエリーデザインを学ぶ学生やデパートのバイヤーが訪れた。「商談が3~4件進んでおり、デパートのバイヤーからイベントへの出店を打診された」(兼行志緒美さん)

 リサイクル宝石販売のMMJインターナショナル(東京都江東区)には、国内のバイヤーに加え、中国、インド、スリランカからバイヤー約200人が来場した。今年は中国の春節(旧正月)と会期が重複したうえ、新型肺炎の影響もあり、ブース来場者数が例年よりも2割減少した。ジュエリーのリサイクル市場は成長しているが、ITやアプリの影響で買い取り量が減ったと岩瀬智芳社長は話す。「これからは買い取りと並行してリモデルに力を入れていきたい」(岩瀬代表)

 宝石卸業と小売店向けの催事企画を提案するフクヤ(神戸市)は、催事を行う小売店と接点を持つために出展した。小売りと卸業者、双方の視点を生かした提案が注目を集めた。ブースには、エステ業界や呉服屋、海外バイヤー、一般など80人が来場した。

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