アウトドアレジャーに合わせた車の提案 注目集める @名古屋モーターショー

展示会名:第21回 名古屋モーターショー
会期:2019年11月21日(木)~24日(日)
会場:ポートメッセなごや
主催:中部経済新聞社他
出展者層:自動車、二輪車、関連部品・装置・サービス
来場者層:車愛好家
出展者数:88社

 「名古屋モーターショー」では、アウトドアレジャー関連の商品が、家族連れを中心とする来場者の関心を集めた。ドームハウスを展示した輸入車ディーラーのホワイトハウス(名古屋市)には、会期中にキャンプ場から10件単位の引き合いがあった。高密度ポリエチレン製で、直径3m、四畳半ほどの広さがあり、60分で組み立てができ、災害時の備えにもなる。「ロッジよりも扱いが容易なので興味を持つ人が多い」(木村文夫代表)

 『ハイエース』のカスタマイズを専門とするダイレクトカーズ(三重県津市)では、キャンピングカーに改造したハイエースに家族連れの来場者が集まった。「自分が乗っている車を改造したい」という声が相次いだ。

 土日の来場者は、車好きの個人が中心だ。マニア向けの展示も多く、国産ビンテージ車を扱うロッキーオート(愛知県岡崎市)では、1960年代のトヨタの人気車種「2000GT」のカスタムカーの展示に来場者が集まった。同社は会期中に3000万円の車を受注したという。

 太陽GSC建設(愛知県知立市)は、車好きを対象にしたガレージ付きの住宅を展示した。1階がガレージ、2階が住居というメゾネットタイプの賃貸住宅を土地オーナーに提案したところ、オーナーと入居者の双方から問い合わせがきた。「愛車と暮らす賃貸の潜在需要は大きい」(牧野治行さん)

 安全に関する製品も注目を集めた。SPREAD(東京都港区)では、レーダーシステムと連動し、後方から迫る四輪車をLEDの点灯で知らせる「後方死角検知機能」が来場者の関心を集めた。

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