エステを併設する店舗が増 @ビューティーワールドジャパン 福岡
- 2020/3/1
- ビューティーワールドジャパン, 福岡国際センター
会期:2020年2月3日(月)・4日(火)
会場:福岡国際センター
主催:メッセ・フランクフルト ジャパン
出展者数:126社
出展者層:化粧品・美容機器メーカー、美容関連の卸業者
来場者層:ディーラー、輸出入業者、メーカー、ホテル・スパ、コンサルタント
九州地区の美容業界向け展示会「ビューティーワールドジャパン福岡」では、サロンや理美容室の経営者、医療関係者のほか、異業界から参入を目指す人の姿が目立った。エステサロン以外の店舗による併設型エステが増えている。メニューの幅を広げたい店舗側の意向に加え、同じ場所で全身のケアを求める顧客からの要望もあるようだ。
業務用脱毛器を展示したグローバルサイエンス(東京都文京区)のブースには、サロンオーナーや店長など100人以上が集まった。エステサロンに加え、理美容、ネイル・まつエクサロンの来場が多かった。「(美容室でネイルなど)業種を超えたサービスを提供するところが増えている。その流れがエステ分野にも広がっているのではないか」(川島巧太郎さん)
総合美容専門サイト『セブンビューティー』を運営するワールドジェイビー(東京都台東区)は、エステ機器の体験コーナーを設け、オリジナル化粧品を販売した。「併設してエステを始める人が多かった。セルフエステコーナーをつくった人もいた。施術者が必要ないため始めやすい」(馬場ひとみさん)
しょうゆなどで使われる開封しても中身を空気に触れさせないボトルを展示したコスメステーション(大阪市)には、オリジナル商品を開発したいという他業種からの相談が多かった。最近多いのは、アパレル企業がブランドに合う化粧品を始めたいという相談だ。サロン経営者からは、オリジナル商品を小ロットで開発してほしいとの要望が多かった。
スキンケア化粧品を展示したソワレ・インターナショナル(兵庫県川西市)は、事業領域を拡大しようとする半導体やカメラメーカーから相談を受けた。