ユネスコエコパーク認定で自然観光に注力【全国DMO巡り Vol.40】(一社)みなかみ町観光協会

▲山歩きに慣れない人や小さな子どもとでも歩きやすい谷川岳一ノ倉沢

「おいしい水、飲みに来て」
利根川源流の飲水スポットを記した地図を配布

 「おいしい水が飲める町」。群馬県みなかみ町が観光客を呼び込むために考えた切り口だ。みなかみ町には関東平野を流れる利根川の源流があり、町内の水道にも使われる。軟水で、健康と美容にもいいという。2017年に誘致宣伝委員会を立ち上げ、みなかみの水を活用した誘致方法について議論を重ねた。「水はみなかみ町の宝。温泉や多用なアクティビティ、農産物なども全てこの町の観光の宝だ」(深津卓也代表理事)

 観光客向けに町内の自由に飲むことができる場所をまとめた地図「Minakami Oasis」を作り、谷川岳を望む「谷川ポケットパーク」や谷川富士浅間神社など、みなかみ町自慢の水を味うことができる場所を紹介する。町は2017年に「ユネスコエコパーク」に認定され、町全体で自然を生かした地域振興にも取り組む。「今後は世界が認めた『ユネスコパークの町みなかみ』を発信していきたい」(深津代表理事)

▲昔ながらの風景を残す須川平の体験集合施設がある道の駅

 18年、協会はDMOに認定され、観光振興に向け組織も改変した。ブランド、デジタルマーケティング、2次交通、企画造成、誘致宣伝、源泉保護、インバウンド、観光人材育成の8分野で委員会を設立し、各委員会に専門人材を配置して観光振興に注力をはじめた。ブランド委員会はロゴマークやポスターをつくった。デジタルマーケティング委員会は1分程度のPR映像を製作した。インバウンド委員会は台湾、タイ、インドネシア、オーストラリアの4カ国に照準を合わせ、観光展に出展し、観光業界関係者を招待した。

今伝えたいこと

深津 卓也代表理事

 国内のターゲットを20~30代の女性としていたが、今後は「30代の関東在住の女性」に絞り込むことにした。30代女性になると仕事や家庭が比較的安定し、時間やお金にゆとりがある。仕事や家庭のストレスを発散させるには、みなかみ町の温泉や大自然を満喫するのが最適。三世代にわたる家族で来る人も多く、リピーターにもつながりやすい。海外は台湾、タイ、インドネシア、豪州、上海を中心にPRしていきたい。

法人名:(一社)みなかみ町観光協会
設立年月:2018年10月
所在地:群馬県利根郡みなかみ町月夜野1744番地1

参加自治体・企業・団体:協会会員287(2018年4月1日現在)
年間延べ宿泊者数:国内 112万人/海外 3万人
代表者:深津 卓也代表理事

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