冷凍コロッケを欧州へ 商社任せの販売から脱却【海外展示会挑戦記】

 
  • 2020/2/28

味のちぬや(香川県三豊市)
@ HYPER JAPAN(英)

 冷凍用コロッケメーカーの、味のちぬや(香川県三豊市)は、2年前から海外展開に力を入れ始めた。国内では、主にスーパーの総菜コーナーやレストラン、ホテルに納品するが、大手冷凍食品メーカーとの価格競争が激化したことが海外に目を向けるきっかけになった。

▲ロンドンではほとんどが業務用で、すしチェーンではサイドメニューのコロッケカレーで使われていたという

自分の目で現地を確認

 商社を通じ、東南アジアやヨーロッパに一部の商品を輸出していたが、海外売り上げは年商200億円の1%に過ぎず、販売先や現地購入者を把握するスタッフはいなかった。海外展示会への出展を上司に認めさせ、ロンドンで開かれる日本文化の総合博覧会「HYPER JAPAN」の一角「JAPAN FOOD SHOW」に初出展することを決めたのは足利健太さんだ。

▲「商社任せではなかなか市場は広がらない。自社で海外進出のノウハウを蓄える」と話した足利健太さん

 会場では60社程度の日系食品メーカーが並び、日本酒、うどん・そば、ワサビ、しょうゆなど展示された。現地の消費者に加え、地元バイヤーが多数訪れた。「現地まで直接足を運び、マーケットを知ることができたのは大きな収穫。ヨーロッパ市場にライバルメーカーは進出しておらず、市場を独占できるチャンスがある」(足利さん)現地では、ベジタリアンが多く、日本では人気のないかぼちゃ、紫イモ、甘栗などのコロッケの人気が高かった。


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国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

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