日本食ブームの拡大は今も続く @〝日本の食品〟輸出EXPO

  • 2020/1/27
展示会名:第3回〝日本の食品〟輸出EXPO
会期:2019年11月27日(水)~29日(金)
会場:幕張メッセ 国際展示場1~4
主催:リード エグジビション ジャパン
出展者数:700社
出展者層:農畜産物、水産物、飲料、調味料、菓子、健康・美容食品、物流・ 運輸、飲食フランチャイズ
来場者層:海外の輸入商・小売店・飲食店、食品メーカー・加工業者、海外の行政機関・貿易協会
同時開催:ドリンク ジャパン

 輸出する日本の食材を集めた展示会「〝日本の食品〟EXPO」には、主催者が招待した1200人の海外バイヤーを中心に、世界各地から来場者が訪れた。中国本土や東南アジアなど中華系の来場者が中心だったが、中東や中央アジアのバイヤーの姿もあった。日本食ブームはアジアや欧米にとどまらず世界中に広がっており、現地で入手しにくいものや、まだなじみのない食材に関心が集まった。

▲日本でとれた米は、世界の日本食レストランで求められている

 水産加工品を製造する大栄フーズ(相模原市)では、とびっこが来場者の注目を集めた。以前に比べ中華くらげ、たこわさびなどのマイナーな食材を知る人も増えた。3回目の出展だが、商談の数は昨年の1.5倍だった。「各国で日本食ブームが続き、日本食レストランの数も増え続けている」(安藤公夫さん)

 日本酒製造のほまれ酒造(福島県喜多方市)では、三角フラスコ型のアラジンボトルや苺にごり酒など、他にはない商品が注目された。「海外に日本料理店が増えており、日本酒も徐々に飲まれるようになってきている。特にフルーティーなものが人気だ」(唐橋裕幸社長)

 米の専門商社、木徳神糧(東京都千代田区)には、香港と中国のバイヤーが中心に集まった。日本料理店が増え、現地調達するために中国やイタリアでも日本米の生産が始まっている。中国で生産された米の価格は日本産の3分の1だが、味の差があるため今のところ日本の米を求める料理人が多い。バイヤーの関心を引くために、和を想起させるパッケージにすることも重要だという。

 意外なエリアにも日本食は広がっている。米菓製造販売の岩塚製菓(新潟県長岡市)には、ウズベキスタンなどの中央アジアや、バルト三国のバイヤーが訪れた。「日本の食材が入ってきており、人気があると聞いた。ビジネスチャンスを感じる」(原田知則さん)

 日本茶製造の丸七製茶(静岡県島田市)の増田誠一さんは「ロシアで抹茶の人気が高まっている。東欧のベラルーシのバイヤーとの商談もあった」と話す。数年前は欧米や東南アジアで抹茶ブームだった。一方で最も熱心だったのは中華圏のバイヤーだった。中国は国策でお茶の生産にも力を注いでおり、市場に変化を及ぼしそうだ。


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国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎国際イベントニュース編集長 東島淳一郎

2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。


国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

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