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- スポーツツーリズムとは?サッカーや登山など自治体・DMOの事例と現状4選
2019年のラグビーワールドカップ、2020年東京オリンピックと、日本は現在、スポーツゴールデンイヤーの真っただ中だ。ゆるキャラの登場やメディアとのコラボブームで、ここ10年はにぎやかだった地方創生も、現在はスポーツツーリズムに意識が向きつつある。
スポーツツーリズムとは
スポーツツーリズムとは、スポーツ施設やアクティビティを活用した観光誘致である。
スポーツツーリズムが注目される背景には、もちろんスポーツが盛んな時期だということもあるが、スポーツによるインバウンド誘致は季節を問わないことも多い、観光資源に乏しい自治体にとっても取り組みやすいといった特徴もある。
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【目次】
スポーツツーリズム事例①:観光データを一元化した神奈川西部
スポーツツーリズム事例②:鹿嶋市周辺はスポーツキャンプ誘致で宿泊増加
スポーツツーリズム事例③:小諸市のトラウマ克服登山
スポーツツーリズム事例④:観光客数が約7倍に跳ね上がった黒潮町
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スポーツツーリズム事例①:観光データを一元化した神奈川西部
簡単に言うと・・・
・小田原市など神奈川西部の自治体が東京五輪に向けスポーツ振興組織を立ち上げた。
・しかし自治体同士の連携がもろく、状況改善のため、新たにかながわ西観光・コンベンションビューローを立ち上げた。
・設立後は参加している自治体が観光データを蓄積するようになり、現状や今後の課題が把握できるようになった。
・しかし自治体同士の連携がもろく、状況改善のため、新たにかながわ西観光・コンベンションビューローを立ち上げた。
・設立後は参加している自治体が観光データを蓄積するようになり、現状や今後の課題が把握できるようになった。
スポーツツーリズム事例②:鹿嶋はスポーツキャンプ誘致で宿泊増加
簡単に言うと・・・
・鹿嶋市を中心としたアントラーズホームタウンDMOに、鹿島アントラーズFCが参加し、海外からスポーツキャンプを誘致した。
・設立1年目にして2000泊の新規宿泊を創出。
・スポーツ以外の観光資源を活かしていくことが今後の課題。
・設立1年目にして2000泊の新規宿泊を創出。
・スポーツ以外の観光資源を活かしていくことが今後の課題。
スポーツツーリズム事例③:小諸市で浅間山を満喫する
簡単に言うと・・・
・浅間山にほど近い小諸市の「こもろ観光局」では、山に苦手意識を持つ人向けのトラウマ克服登山が好評。
・登山以外の浅間山を楽しめるアクティビティや、アニメの聖地であることを活かしたプロモーションなどを行う。
・現在取り組んでいるのは古民家を利用した宿泊サービス。
・登山以外の浅間山を楽しめるアクティビティや、アニメの聖地であることを活かしたプロモーションなどを行う。
・現在取り組んでいるのは古民家を利用した宿泊サービス。
スポーツツーリズム事例④:観光客数が約7倍に跳ね上がった黒潮町
簡単に言うと・・・
・砂浜美術館のTシャツアート展は30年にわたり観光資源となっている。
・しかし持続的な観光客誘致が必要と考え、スポーツによる観光誘致を行ったところ、宿泊数が約7倍に跳ね上がった。
・スポーツとそれ以外の観光資源を活かしたプロモーションが、宿泊数の大幅増加につながった。
・しかし持続的な観光客誘致が必要と考え、スポーツによる観光誘致を行ったところ、宿泊数が約7倍に跳ね上がった。
・スポーツとそれ以外の観光資源を活かしたプロモーションが、宿泊数の大幅増加につながった。
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