AI・ロボットに関心集まる 500社が出展 2万人が来場 @CareTEX(ケアテックス)

展示会名:CareTEX(ケアテックス・東京ケアウィーク内)
会期:2018年3月14日(水)~16日(金)
会場:東京ビッグサイト 東4~6
主催:ブティックス
出展者数:500社
来場者数:約2万人
同時開催:介護テクノロジー展、健康長寿産業展、超高齢社会のまちづくり展

▲会場の様子

 ブティックス(東京都品川区)は3月14~16日、東京ビッグサイトで介護施設・事業者向け専門展「ケアテックス」を開催した。介護用品や施設向けソリューションが集まる展示会で、同時開催展として「介護テクノロジー展」「健康長寿産業展」「超高齢社会のまちづくり展」の3展も併催。約2万人が来場、500社が出展した。

 ブティックスは2006年に創業したネット通販会社だ。現在300社超の介護用品メーカーが同社サイトで出品しているほか、全国各地の老人ホームなどとのつながりをつくっている。同展はそうしたメーカーと施設事業者をマッチングさせる場として、一般の来場者は入場できず、ビジネス目的の商談会に徹していることが特徴の一つだ。他の介護関連展示会では最新の介護用品を目当てに来場する一般客も多いが、完全なBtoB展示会として運営を続けた結果、出展者数も年々増加していったという。

 特に注目を集めたのはAIやロボットによる介護システムだ。介護の現場では人手不足が深刻な課題となっており、こうしたシステムを目的に来場する施設関係者の姿も目立った。

 パナソニック(大阪府門真市)は、エアコンによる見守りサービスを出展した。施設内の温度・湿度を制御するほか、高感度センサーにより利用者の睡眠時間や入眠・起床時間を把握することができる。1部屋につき月額使用料は1700円で、現在は約1200室に導入されている。

 富士データシステム(静岡市)は、介護事業所版電子カルテ「CAREKARTE」を出展した。これまでノートなどに手記入していた介護記録をタブレット端末で一括管理できるほか、介護請求などの各種データを自動で作成することもできる。介護職員の負担を軽減できるシステムとして、全国の約5000事業所で用いられているという。

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