ストップ少子化 自治体が「恋のキューピッド」に【高知市の取り組み】

▲「高知で恋しよ!!」サイト

 3日、高知市にあるカフェ「チャップリン」で婚活パーティが開催された。参加したのは高知県内に住む男女。参加のきっかけとなったのは、高知県の少子対策課が運営する婚活マッチングサイト「高知で恋しよ!!だ。マッチングサービスやイベントの紹介を行っている。

 県が同サイトの運用を開始したのは2016年1月、少子化の進行と県外への人口流出を食い止めるため、結婚を促進しようと考えたという。

 サイトに登録すると、異性会員のプロフィールを閲覧でき、引き合わせの申し込みができるようになる。また、県や同サイトが主催する婚活イベント情報も配信され、アドバイザーによる相談を受けることができる。登録対象は歳以上の独身の人で、県外在住でも可。会員料は1万円で、2年間有効。

 サイトは口コミなどでじわじわと知名度を上げ、今では6000人が登録している。実際に出会いが成立した件数は731件にのぼっているという(17年12月31日現在)。


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国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平
2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材。