制作は全て自前 壁画素材も自社製品 【集まるブース研究】

 
  • 2017/12/25

▲フィリピンから輸入する石で作った壁材

制作は全て自前 壁画素材も自社製品 

壁面素材も自社製品

注文住宅を中心に建てる工務店、アトリエクオーレ(岡山県倉敷市)は、本物の石から作ったオリジナルの壁材をジャパンホームショーに出展した。展示会に出展したのは今回が初めてだったが、ブースは全て自前で作った。背面パネルと通路側に置いた展示台の表側に石から作った自社オリジナル製品の壁材を塗り、商材をアピールした。ブースは自社の作業場で一度組み立ててから運びやすいように分解して、当日会場で設営した。準備に2日間、当日の設営は1日で仕上げた。総制作費は10万円ほどだった壁。

材料はフィリピンの石専門店に特注で頼んで作ったものだ。当初はイングランドの「コッツウォルズ」というブランド石を輸入していたが、価格が高くなってしまうため、2年間仕入れ先を世界中から探し回った。その結果、商品は石を敷き詰めるレールを含めて、一㎡あたり約2万円と安く抑えることができた。天然の石を使うため、人工の壁材と異なり年月がたつごとに味わいを増すのが特徴だ。元々は住宅市場での差別化を狙って開発した商品だが、商業施設やマンションのエントランスでの使用を見込んで今回の出展を決めた。

「石の塗り壁材は意外と自由度が高く、さまざまな場所で使えるということを知ってほしい」(西村直紀氏)

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