出展者と参加者の情報交換が活発に行われる @ビジネスIT & SaaS EXPO【オンライン展示会】

展示会名:ビジネスIT & SaaS EXPO 2021
会期:2021年7月27日(火)〜29日(木)
アーカイブ期間:7月30日(金)〜8月6日(金)
主催:Sansan(東京都渋谷区)
プラットフォーム:EventHub(イベントハブ)
出展者数:30社

双方向性を生む、参加者の属性や関心の表示

 Sansan(東京都渋谷区)が提供する名刺アプリ『Eight(エイト)』が、営業とマーケティングに特化したオンライン展示会「ビジネスIT & SaaS EXPO」を開催した。課題を抱える企業の担当者と、サービス提供会社との出会いの場を提供することを目指したもので、2020年11月の初開催時には2000人が参加した。イベントプラットフォームとして採用されたのは、ビジネスイベントに特化する『EventHub』だった。


【この記事の内容】

1.企業ページについて
 複数企業の資料を一括ダウンロード可能
2.出展者と参加者との交流について
 チャット機能とEightによる名刺交換でマッチング
3.セミナーについて
 1社6分間のプレゼンテーション後に、活発な質疑応答
4.参加者の声
 法人向け営業ツールを探しに参加
5.まとめ
 参加者の関心度を見せる工夫が双方向性を生み出す


1.企業ページについて

複数企業の資料を一括ダウンロード可能

 出展者数は30社で、営業やマーケティングの課題解決に特化したデジタルツールが多かった。企業紹介一覧ページには『商談の質を上げる』『見込み顧客を育てる』といった目的別のタグが付いており、課題に合うブースを探しやすくなっていた。目的に該当する複数の出展企業の資料を一括ダウンロードできるブースも用意されていた。


2.出展者と参加者との交流について

チャット機能とEightによる名刺交換でマッチング

 イベント参加者一覧には、自分も含めた参加者の名前、社名、役職が表示された。出展社の名前も並んだ。担当者がリアルタイムで待機することを表示する機能はないが、独自のマークをつけて、リアルタイムで対応することをアピールする出展者もいた。

 出展者、参加者の交流は、チャット機能とEightによる名刺交換で行われた。参加者の自己紹介ページには、従業員規模、所在地といった会社情報や、『売上をアップさせたい』『顧客の体験を最適化させたい』などの参加目的がハッシュタグで表示された。出展者も声をかけやすいようで、記者のもとにも「気軽に声をかけてください」という趣旨のメッセージが複数送られてきた。そのおかげで、「初日から商談アポを獲得した」という出展者に話を聞くことができた。営業メッセージを送った後、会話が生まれるかによって、相手の関心度を判断できるのが良いということだった。


3.セミナーについて

1社6分間のプレゼンテーション後に、活発な質疑応答

 セミナーは、出展企業によるものと、主催者が企画したゲストセッションがあり、1日あたり7〜8本配信された。質疑応答も盛んで、その場で登壇企業の担当者が回答した。1つのテーマのもとに数社が登壇し、1社あたり6分の制限時間でプレゼンテーションを行うピッチイベント「Meets」も行われた。同じ課題に向き合う複数の商材を比較検討できることが特徴で、操作方法やエフェクト機能を配信する企業もいて、視聴者を飽きさせない各社の工夫を確認することができた。


4.参加者の声

法人向け営業ツールを探しに

Dlips(栃木県栃木市)

 コーヒー豆の焙煎小売店、Dlips(栃木県栃木市)は、企業向け販売ツールや、DXに関するセミナー視聴を目的に参加した。デジタルツールを活用しながら3拠点を運営し、法人向けの拡販方法や、オンラインショップのプロモーションに役立つ情報を探した。出展企業に問い合わせることはなかったが、複数企業のウェブサイトを閲覧したという。「実店舗では、オンラインでの事前予約システムを取り入れて、非接触化の体制を整えた。会社規模が小さいためDX化を進めやすい」(恩田聖子さん)


5.まとめ

参加者の関心度を見せる工夫が双方向性を生み出す

 課題ごとに商材をまとめたブースや、ビジネスピッチイベントなど、イベントとして参加者が比較検討しやすいようにコンテンツをそろえている。チャット、名刺交換、セミナーでの質疑応答が活発に行われており、これまでに参加したオンラインイベントの中でも、出展者と参加者の双方向性を特に感じさせるものだった。出展者は、参加者の情報やリアクションを会期中に確認できるため、営業におけるミスマッチも起きにくいと感じた。

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