バンコクで日本大使ら7人が感染 19日までアルコール販売を禁止 @タイ・バンコク【4月7日/新型コロナウイルス世界の反応・現地レポ】

 タイ政府は4月4日、バンコクと近郊のチョンブリー県で新型コロナウイルスの感染が相次いで確認されたことを発表した。3日に1人、4日には日本人がバンコク都内で7人感染。感染者の中にはタイ日本国特命全権大使も含まれており、現在医療機関で療養中だという。日本大使館内で濃厚接触の疑いがあるスタッフも自宅隔離している状態だ。

 こうした事態を受け、バンコクは都告示第22号を発表。多くの日本人が暮らすワッタナー区を含む3区にあるアルコール販売を行う飲食店196店舗で6~19日まで営業禁止となる。タイでは13~15日までが旧正月『ソンクラーン』にあたり、昨年も同時期に新型コロナの影響でアルコールの販売が禁止されていたことから、都内でも警戒が高まっている。

 タイでは昨年3月26日に非常事態宣言が発令され、その後夏頃からは国内での感染者をほぼ抑え込まれていた。12月には隣国ミャンマーからの不法滞在者を中心とするグループからクラスターが発生し、感染者が急増。バンコクでは今回の感染を「第3波」と見る動きもあり、注目が集まっている。告示が発表されたとはいえバンコク都内では日常生活に目立った影響はなく、観光地や繁華街では23時まで飲食店が営業している状況で、昨年末から注目が集まる不法入国者も依然として後を絶たない状況に困惑も広がっている。

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