変異種で再びロックダウンに @イギリス・ロンドン【12月21日/新型コロナウイルス 世界の反応・現地レポ】

クリスマスの規制緩和が中止

 感染拡大が続くイギリスでは12月20日、ロンドン、イングランド東部、南東部が警戒レベルの最高段階Tier4、ロックダウンに指定された。クリスマス期間に予定されていた規制緩和の措置が中止となり、30日まで再びロックダウンとなった。新型コロナウイルスの変異種が1000件以上見つかり、従来種よりも強い感染力を持つことが影響したとみられる。これにより、フランス、イタリア、オランダ、ベルギー、オーストリアなどヨーロッパ各国は、イギリスからの航空便の受け入れを禁止した。

 ロックダウンに指定された地域では、仕事や教育、必要な外出以外は控える必要がある。共同礼拝は認められるが、人と会う場合は屋外の公共スペースにおいて、別世帯の1人のみに限定される。経済活動は、生活必需品の取り扱い店舗のみ営業が許可され、レジャー施設やジム、ヘアやネイルなどのパーソナルケアなどは閉鎖される。他にも、指定地域外への移動、外泊、仕事以外の海外渡航などはできない。

 クリスマス期間は、家族以外との交流ができないが、孤立のリスクが高い人々に対する、サポートバブルは継続される。イングランドのその他の地域、スコットランドやウェールズでは、25日限定で3世帯まで交流ができる。アイルランドは引き続き5日間の緩和後、26日から6週間のロックダウンが決まった。

 一方で、8日に開始されたファイザー社のワクチン接種は、介護施設をはじめとする各地の拠点で順調に進む。イングランドで10万8000人、スコットランドで1万8000人、ウェールズで7897人、北アイルランドで4000人と、1週間で約14万人が接種したという。そのため、国外からの入国者に対する自主隔離の期間は、14日間から10日間に短縮された。

 小学校から大学までの多くの教育機関は、12月17日までにクリスマス休暇に入った。1月4日からの始業を目指すが、学校によってはオンライン授業へ切り替えたり、学年ごとに開始日を設定したりと対策がとられるようだ。

 ロックダウン前の5日に開催された、サッカーのプレミアリーグでの出来事。試合開始前に『Black Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター)』に向け、選手が片ひざをつき敬意を払う時間が設けられた。これに対して、両チームのファンが、ブーイングしたことで問題となった。どちらのチームにも黒人選手が在籍していることもあり、選手や観客からは驚きと落胆の反応があった。

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