パリで織物展が開催
- 2017/7/25
- アパレル・ファッション, フランス
▲欧州のバイヤーが多数来場した
18~19年秋物 流行づくりに
布地・織物などテキスタイルの国際見本市「Premiere Vision(プルミエール・ヴィジョン)」のプレビュー展が4~5日、パリで開催された。9月に開かれる本展を前に来年秋・冬向けの流行素材を服飾関連のバイヤーやデザイナーにPRするためのイベントで、昨年7月に初開催され、今年2月に次ぎ3回目の開催となる。
世界各国から90社が出展し、そのうち6社7小間が日本企業だった。来場したのはフランス、イタリア、イギリスなど欧州が主だったという。
衣料生地製造の小松精練(石川県能美市)は初開催時から3回連続で出展した。スエード素材の商品など550点を出品したという。同社では年10本程度の国際見本市に参加。11~13日にミラノで開催される見本市「ミラノウニカ」にも出展する予定だという。
今回のプレビュー展について同社は「課題の一つであったレディース素材の販売強化に向けた提案を多くおこない、高い評価を得ることができた」としている。
国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平
2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材。