中国政府の環境基準、年追うごとに厳格化 @中国環境博覧会広州展

展示会名:第6回 中国環境博覧会広州展(IE Expo Guangzhou 2020)
会期:2020年9月16日(水) ~ 2020年9月18日(金)
会場:中国进出口商品交易会展馆
主催:广东省環境保护产业协会、慕尼黑博览集团、中贸慕尼黑展览(上海)有限公司
出展者数・小間数:401企業(昨年は575企業)
来場者数:2万9000人(2019年)
主要来場者層:政府部門、エンジニアリング会社、監視ステーション、下水プラント、科学研究機関、および化学、石油、製薬、電子機器、製紙、冶金、製鋼、セメント、食品、飲料、繊維、印刷、染色などの業界のバイヤー
主要出展者層:上下水処理、給排水、固形廃棄物処理、空気処理、土壌復旧、環境モニタリングなどの技術、設備サプライヤー

製造業や地方政府、最新技術への関心大

 環境技術の展示会「中国環境博覧会広州展」には、政府や公共施設の設計部門である設計院の関係者、研究員、が訪れた。中国政府が定める環境基準に対応する技術を探すためだ。政府が要求する環境基準は年々高くなり、地域によって状況が異なることから、変化に対応する技術が求められている。

 空気を観測し調整する設備や、空気中の顆粒物を検出する装置を展示した和誠(青島市)のブースには、政府の環境保護局、工業団地、製造業の担当者が来場した。「中国は地域によって政府の環境基準が異なり、特に空気汚染が深刻な北部に大きな需要がある」(修光伟さん)

 水や大気、土壌中のVOC(揮発性有機化合物)を検出する機械を製造するTATTON(広州市)には、環境保全業務に関わる人が1日あたり100人程度訪れた。来場者から求められたのは、政府の環境基準を満たし、感度の高い機器だという。「政府の環境基準は年々高くなる。数年かけて顧客をフォローする必要がある」(吴鹏程さん)

 有機廃棄物や重金属を吸着させるフィルターや、高濃度排水処理装置を扱う三和(萍郷市)には、排気・水処理関係の来場者が訪れた。塗装や印刷で使用する低濃度排気に対応する設備が注目を集めた。

 騒音と振動の観測機器を扱う斯万泰科(広州市)には、政府関係者、電力網設備関連、一般の工場関係者が訪れた。社員の健康や業務効率に影響を測るために機器を探す企業関係者もいて、小型で携帯しやすい計測機が関心を集めた。「機能のカスタマイズやオプション追加のしやすさも重要だ」(全海森さん)

 小型で携帯しやすい気体観測装置や水質観測装置を扱う上海森譜科技(上海市)には、工場や第三者検査機関などの関係者が1日200〜300人来場した。近年は大気関連の規制が多く、検査機関といった第三者機関が、持ち運びに便利な機器を求めているという。「売り上げの60%を大気関連の観測装置が占めている」(卢宏伟さん)

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