7日からワクチン接種開始 @イギリス・ロンドン【12月2日/新型コロナウイルス 世界の反応・現地レポ】

▲閉店したパブ

約1カ月のロックダウンが終了

 イギリスでは12月2日、約1カ月続いたロックダウンが終わり、経済活動や人の接触などを3段階に分ける「ティアシステム」が始まった。地域によっては、ロックダウンと同程度の制限がある。一方で、必要必需品以外の店舗が営業再開となることや、レストランやパブ、カフェは家族で利用する場合は、屋内での飲食もできるようになる。

 クリスマスホリデーには、3世帯のバブル形成が認められる。バブル内ではハグができるなどソーシャルディスタンスを取らなくても良いが、バブルは途中変更はできず、複数に所属できないなどの規則がある。家族が多い人は、どのようにバブル形成するのかに悩んでいる様子が見られる。高齢者施設は、訪問者がコロナ陰性であれば、2人まで週2日の訪問ができる。

 政府は2日、ファイザー社のワクチンを承認した。7日からワクチン接種を始める準備を進めており、8万本がベルギーの製造工場より輸入される見込みだ。ワクチンを接種すると90%以上の効果があるが、マイナス70度以下で管理する必要があるため、使用方法や配送などが難しいという。対する、アストラゼネカ社とオックスフォード大学が開発したワクチンは、温度管理が容易だが効果は70%であるため、承認時期は未定となっている。

 国内では経営破綻が相次ぐ。老舗百貨店「デべナムズ(Debenhams)」は、2日から全124店舗とオンラインにて在庫一掃セールを始めた。店舗はもちろん、オンライン販売にもアクセスが殺到しているため、ウェブサイトに入るまで10~20分ほどの待ち時間がある。トップショップ(TOPSHOP)を傘下に持つ、アルカディア・グループ(ARCADIA GROUP)も破産申請をした。1万3000人を雇用しており、約9300人は休職状態になっていた。

 新型コロナウイルスの影響で、イギリスの文化である「パブ」が失われつつある。日本の居酒屋とは異なり、パブは本来食事なしでアルコールを楽しむ場所だ。ところが地域によっては、料理を注文しない限りアルコールを提供できないという制限があり、オーナーや住民からは不満の声が聞こえる。ロックダウン明けに、友人とパブに行く計画を立てたが予約が取れなかった。みんな、考えていることは同じのようだ。

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