ハイブリット開催 対アジアのビジネス支援サービス並ぶ @海外ビジネスEXPO
- 2020/11/20
会期:オフライン 2020年11月5日(木)・6日(金)
オンライン11月11日(水)~13日(金)
会場:東京国際フォーラム ホールB7
主催:海外ビジネスEXPO実行委員会
出展者数:52社
出展者層:IT企業、開発コンサルタント、アウトバウンド支援、ITエンジニア採用支援、中国人労働者採用支援、インフルエンサーマーケティング企業、英会話、信販会社
来場者層:ECサイト運用者、IT企業
海外ビジネスに関する情報やサービスに関する展示会「海外ビジネスEXPO2020東京」が、今年はリアル(11月5・6日)とオンライン(11月11〜 13日)の両方で開催された。リアルの展示会では、中国や台湾、東南アジアなどアジア地域とのビジネスを支援するサービスが関心を集めた。
グローバル人材派遣のゴーウェル(東京都中央区)では、東南アジアでの通訳翻訳の派遣が関心を集めた。優秀な人材が登録しており、現地法人設立時の幹部候補生採用の際や、東南アジア諸国の要人の来日時にも通訳派遣を行っている。「ミャンマー語の通訳をできる人は少なく、通訳を派遣できるのは貴重だという声が寄せられた」(師岡信一さん)
マレーシアに本社があるインフルエンサーマーケティング事業のProdigee Media Japan(東京都新宿区)では、アジアのトップインフルエンサーを活用したサービスが関心を集めた。ベトナム、インドネシア、タイのミレニアル世代向けの消費財を扱う企業が主な顧客だ。大手航空会社が、富裕層向けのビジネスクラスのPRにも活用している。「SNSが普及しているアジア地域と、親和性が高いサービスだという声があった」(高木啓介さん)
EC・メディア事業のスターフィールド(東京都豊島区)は、アジア向けECサイト構築のサービスを紹介した。値段が高く高品質でも日本商品を好む台湾人向けに、化粧品や健康食品を扱う会社の利用が多いという。「パートナー契約や、自社の顧客に紹介したいという声が寄せられた」(綛谷明帆さん)
人材派遣業のトキツ・コンサルティング(奈良県大和郡)では、中国語の翻訳通訳、中国人労働者派遣の紹介行い、中国との商品輸出入を行いたい人や、高度人材派遣を求めるIT関係者らが来場した。工場の技能実習生、中華料理店の調理師、製麺師といった派遣などを行っている。「新型コロナの影響で、来日が解禁になった今も、航空券価格の高騰により来日できない中国人労働者もいる」(時津由希子代表)