男性用エプロンが注目集める 在宅時間が増え、消費行動に変化か @ライフスタイルWeek

  • 2020/9/16
開催日程:2020年9月2日(水)〜4日(金)
会場:東京ビックサイト 西1・2
主催:リード エグジビジョン ジャパン
出展者数:410社 
来場者数:16817人
構成展:国際雑貨EXPO、国際ベビー&キッズEXPO、国際ファッション雑貨EXPO、国際テーブル&キッチンウェアEXPO、DESIGN TOKYOー国際デザイン製品展、国際ヘルス&ビューティーグッズEXPO、国際インテリア雑貨EXPO、国際文具・紙製品展

 雑貨、インテリア、文具などを集めた展示会「ライフスタイルWeek」では、新型コロナウイルス感染拡大による、ライフスタイルの変化に対応する商品を求めて、ネットショップや小売店のバイヤーが来場した。地方や海外の来場者はほぼ見られなかったが、目的意識が高い来場者が集まった。

 シフォン生地を使ったマスクや、洗えるマスクケースなど、オリジナルデザインに対応する感染対策商品を展示した大阪美乃利(大阪市)のブースには、小売店の関係者が集まった。好みが多様化しており、小ロットへの対応が求められている。「サンプルを作るための部品を持ちこむ人もいた。目的が明確で話が進むスピードが速い」(松尾博昭さん)

 エプロンや抗菌タオルを展示したWAVE(名古屋市)には、雑貨店、オンラインショップ、卸の仕入れ担当が訪れた。市場で見られることが少ない、男性向けのエプロンが注目されたという。男性も家にいる時間が増え、料理をする人が増えたことが関係しているようだ。「新型コロナ以降、旅行や外食にかけていたお金を家で使うものに向ける傾向が見られる」(内田瑛稀さん)

 SATOMI SUZUKI TOKYO(東京都港区)は、日本の繰り返し言葉を英語で説明するバイリンガルカードゲームを展示した。インバウンド需要向けのお土産として開発したが、新型コロナ感染拡大とオリンピック延期により需要がなくなり、新たな販路を探すために出展した。書店や知育教材を扱う店舗や、日本語学校向けの教材を探す人が訪れた。「外出自粛等による巣ごもり需要が高まり、家族で遊べるカードゲームを探しているようだ」( 山田隆介さん)

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