若者向けの情報発信は、動画、漫画、AR @JapanマーケティングWeek春

JapanマーケティングWeek春
会期:2020年2月5日(水)~7日(金)
会場:幕張メッセ
主催者:リード エグジビション ジャパン
出展者数:340社
出展者層:ウェブサービス企画、ARコンテンツ・動画制作、印刷、 マンガ制作、名刺制作、営業支援ツール開発、広告代理店・ノベルティ
来場者層:食品メーカー、スポーツメーカー、代理店、印刷、インバウンド関連、ホテル、採用担当者、営業、経営者、小売業、ECサイト、人材系関係者

企業案内、商品説明、業務マニュアル

▲漫画を使ったプロモーションを提案したフーモア(東京都中央区)

 販促・宣伝・営業支援サービスを集めたマーケティング商材の展示会「JapanマーケティングWeek【春】」では、動画、漫画、ARなどコンテンツ制作を支援するサービスが、人材サービス企業の注目を集めた。採用のための企業アピールや、アルバイト向けの研修資料など、若者向けの情報発信として利用が広がっている。

 アニメや漫画をプロモーションに使うサービスを展示したフーモア(東京都中央区)には、小売業や人材サービス企業など一日500人がブースに集まった。マンガは美容系のサービス案内に使用されることが多かったが、最近は採用や企業理念を伝える手段として使用例が増えている。学生向けに企業の魅力を伝えることに課題を抱いている人事担当者からは興味を持たれた。「2~3年前から広告用漫画の人気が増してきた」(長嶺浩平さん)

 動画制作、配信、解析ができるサービスを展示したフレイ・スリー(東京都港区)には、ECサイトの運用担当や経営者が集まった。最近は、飲食店でシェフが盛り付けを動画で説明し、アルバイト向けの教育資料として活用される事例が増えているという。「動画関係の出展者が前回よりも増えている」(神谷忠亜紀さん)

 ARコンテンツ制作のスターティアラボ(東京都新宿区)でも、会社案内や採用カタログにARアプリの導入を提案することが多くなった。一度ARアプリをかざした人に後から追加情報をプッシュ通知できることから、採用カタログを読んだ学生向けに会社説明会の案内を出している企業もあるという。印刷業やホテル関係者ら1000人が来場した。

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