健康、美容、オーガニック食品の展示会、マレーシアで初開催 @NUTRIFEST

 
  • 2020/3/6
展示会名:NUTRIFEST (the nutrition expo)
会期:2019年12月14日(土)・15日(日)
会場:Mid Valley Exhibition Centre(MVEC マレーシア・クアラルンプール)
主催者:MySeminars
出展者数:約200小間
来場者数:約1万5000人
来場者層:一般消費者、ディストリビューター、輸出入業者、保健衛生用品関連、栄養士、美容関連など
出展者層:サプリメント、化粧品、食品飲料、台所用品、美容健康食品、家電

 ヘルスケア、栄養、オーガニック製品の展示会「Nutrifest」が初開催され、代理店、販売店、薬局、健康に関心がある消費者などが訪れた。マレーシアでも経済発展に伴い生活習慣病に悩む人が増え、政府機関のサポートをうけて開催された。美容やダイエットに関心がある中間層以上の消費者も来場した。

 日本の美容関連企業、愛しとーと(福岡県那珂川市)の現地法人Aishitoto(マレーシア)は、自社製品のPRと併せて、販売代理店を探しにきた。「美容に関心のある中華系の女性から注目を集めたのはコラーゲン含有食品。競合も多いが日本製であることがセールスポイントとなった」(Lea Fongさん)

▲Aishitoto(マレーシア)のLea Fongさん

 Adalide(タイ)は、砂糖を使わないドライフルーツを展示した。ブース来場者で目立ったのはムスリムだった。「生のフルーツは海外に持ち出せないことが多い。ドライフルーツは問題なく、かさばらない。ハラル認証がされ、渡航先や飛行機の移動中に食べることができるスナックを探していた」(Pranbb Kovwainさん)

▶Adalide(タイ)のブース

 スポーツジムやスタジオに通う人が増え、プロテインやサプリに対する関心も高まっている。運動の前後に摂取するプロテインウォーターを製造販売するOPTASTAR PROTEIN INDUSTRIES(マレーシア)にも、ジムの関係者が集まり、代理店業務に関心を示す人もいた。「従来のドロッとしたプロテインではなく飲んだ感じは水に近い」(Muhamadさん)

 主催社が小規模事業社を集めたパビリオン「Nutrishoppe」には大都市で露出の機会を逸していた15社が集まった。「消費者の関心はオーガニック、ホームメイド、スローフードなど、これまでメジャーな販路にのっていなかった品質の高い製品に向かう傾向がある」(Syed Idros Alromieさん)


心臓疾患は国民病

MySeminars(マレーシア)Syed Idros Alromieさん

 経済発展に伴い、マレーシア国民の健康や食への関心が高くなった。国民病とも言える心臓疾患、糖尿などの疾病を食生活から変えるため、政府内組織(Ministry of Health)のサポートを受け今回の展示会を企画した。企画段階から、健康関連だけではなく、マレーシア製食品、サプリ、オーガニック食材などの輸出支援も必要との声があった。健康は国民の関心事のメインテーマの一つとなると考えている。 また小規模生産やホームメイドなど良質でありながらも宣伝の機会や資金がないために世に出にくかった小規模事業主、家内工業製品などにスポットあて、BtoBにつなげたいと考えた。


瓶詰は偽装品の懸念も

MADU TIGA (マレーシア)Ahmad Firdousさん

 マレーシア産のはちみつ関連製品を販売。50人がブースに集まった。生のハニカム(蜂の巣)を探す人が多かった。瓶詰めされた既製品は偽装も懸念されることから、巣箱からそのままとったものを量り売りする業者を探す人も目立った。中国からの買い付けに来た人も多かった。海外産の方が需要があり、大量に購入していった。昨年出展した他の展示会よりも、はちみつの効能や成分について知識を求める人が多く、健康志向が進んだ印象。健康だけではなく、食の安全を考え、クオリティや生産地、養蜂箱の管理にこだわる人も目立った。


栄養士がブースに常駐

TSC Supplements(マレーシア/シンガポール)Kent Yapさん

 ニュージーランド、英国などのサプリメントを販売する。関節に問題がある人に向けたもの、心血管疾患の予防になるものなどだ。マレーシア国内から30人前後が訪れた。心臓発作はマレーシアで死亡原因の上位にある。競合も多いため、ブースで栄養士が相談に乗り、正確な情報を伝えることを努めた。マレーシア国民の健康に関する課題は、脂肪、砂糖、塩が多い食習慣と運動機会が少ないこと。これらを解決し、健康な生活を送りたいと考える中間層以上に関心を持ってもらえた。


添加物に対する不安大きい

Primoapps Marketing(マレーシア)Musab Mustafhaさん

 マレーシア政府が認可するプレミアムプルーンを台湾から輸入販売。200人が訪れた。ドライフルーツを購入する消費者は加工過程で使われる添加物に不安を抱いている。体に害のある物質が使われている可能性を憂慮し、中間層以上の場合、健康食品に対してメリットよりも不安要素が先に立つ。差別化を図るためサンプリングと合わせて製品の啓蒙を狙った。「プルーンはどれを食べてもみな同じ」という考えの消費者が一般的だと分かった。


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国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎国際イベントニュース編集長 東島淳一郎

2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。

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