認知度向上を目指す日系企業が出展 東南アジア最大の製造業向け展示会 @METALEX

 
  • 2020/2/5
展示会名:METALEX(メタレックス) 2019
会場:BITEC(タイ・バンコク)
会期:2019年11月20日(水)~23日(土)
主催者:Reed Tradex
出展者数:50カ国から4000ブランド
来場者数:13万1148人
来場者層:製造業、加工業

 バンコクで開催された東南アジア最大級の製造業向け展示会「METALEX」では、タイでの認知度向上を目指す日系企業の現地法人による出展が目立った。来場者数が10万人とタイで開催される他の展示会と比べて多く、この展示会に絞って出展する企業も多い。

日系企業の現地法人出展相次ぐ

 金属加工などに使用する砥石メーカーのクレトイシ(タイ、本社・東京都港区)には、日本製の砥石に関心を持つ、現地の機械メーカーが訪れた。6割程度がタイの企業で、インドや東南アジアから来場する人もいた。全体の2割程度が日系のタイ法人だった。タイ国内に工場があることに強い関心を持つ人が多く、30人程度と名刺交換した。「他社製の商品を使っている人が大半。後日訪問して提案を継続する」(高木謙作さん)

 超硬合金製の耐摩耗工具や金型を製造するFUJILLOY(タイ、富士ダイス本社・東京都大田区)も、外国人の来場が多いことに注目し、「METALEX」に出展する。タイで自動車部品に使用されている商品だが、認知度が低いため出展した。「超硬合金に相当するタイ語や英語がなく、説明やアピールに苦労している」(樋渡直紀さん)

 ノズル専門メーカーのSIAM IKEUCHI(タイ、いけうち本社・大阪市)は、昨年までJETROのブースで出展していたが、手狭になったため今年から単独で出展した。また、日系企業ではなくタイの企業として認知を獲得したいという目的もある。ブースには決定権を持つタイ企業の担当者が多く訪れ、1日に40~50社と名刺交換した。「ノズルを専門に売るメーカーがタイにはないため、興味を示す人が多かった。食品など幅広い業種に展開できるため、東南アジア全域で広めたい」(オモテハラタカフミさん)

 特許取得の超音波洗浄機が注目された本多電子(愛知県豊橋市)には、日系の自動車や家電関連の来場者が集まった。日本では複数の展示会に出ており、中国でも出展するが、タイの展示会出展はここだけだ。また、ベトナムにも取り引き先が増えているが今のところは出張で対応する。「洗浄に悩みを持っていたり、工程の自動化を検討している人が来た。洗浄機は他社でもたくさんあるが、特許取得した商品で差別化できた」(市原貢さん)


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製品検査に課題持つ人多かった

Uno Machinery (タイ、本社・大阪市)冨重 幸嗣さん

 計測器を扱う。3年前から新規顧客開拓に向く「METALEX」に出展を絞っている。他の国も含め、今後も別の展示会に出る予定はない。ブースには製品検査に課題を持つ来場者が訪れ、径の小さい内視鏡に注目した。 検査を行う際、カメラを通すために行っていた切断作業が不要になり、業務を効率化させることができる。


タイに法人があること知らせたい

industria(タイ、本社・埼玉県入間市)
後藤 謙介さん

 タイで他の展示会に出ていたが、来場者の多い「METALEX」だけに絞った。タイで認知度を高めることが出展の目的だ。タイに法人があり、タイ国内でも購入できることを知ってもらいたい。

 ブースでは他社の工作機械にも取り付けることができるフィルターを展示した。日系企業の関係者を中心に、会期3日間で製造業関係者350人と名刺交換をした。昨年は4日で500枚だったので少し減ったように感じる。


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