医療機器メーカーとの出会いに手応え @ジャパンライフサイエンスウィーク
- 2019/4/10
- インフォーマ マーケッツ ジャパン, ジャパンライフサイエンスウィーク, 医療・介護, 東京ビッグサイト(東京国際展示場)
展示会名:ジャパンライフサイエンスウィーク
会期:2019年3月18日(月)~20日(水)
会場:東京ビッグサイト 東1~6
主催:UBMジャパン
出展者数:571社(CPhI japan)、523社(Medtec Japan)
会期:2019年3月18日(月)~20日(水)
会場:東京ビッグサイト 東1~6
主催:UBMジャパン
出展者数:571社(CPhI japan)、523社(Medtec Japan)
異業種からの参入企業が目立つ
「ジャパンライフサイエンスウィーク」では、医療分野に新規参入する企業の出展が目立った。
ゴムや樹脂のローラーメーカー東商ゴム工業(東京都墨田区)は医療分野に参入するため初出展した。「淡い期待を持って」(末永大介社長)の出展だったが、約50人と名刺を交換し、うち2件はサンプル提供まで話が進んだ。「実際に来場者が求めているのは、人体に使うシリコンチューブやカテーテルが多かった」(末永社長)
ゴム産業は、スマートフォンやパソコンが供給過剰になったことで半導体関連市場での需要が低迷、代わって医療機器市場が伸びている。大手が医療分野に乗り出しているのもそのためだという。また、工業から医療分野に進出した日本タングステン(福岡市)の平田信也主査も、「主な顧客となるカテーテルメーカーを中心に医療機器メーカーと出会うことができた」と手応えを感じていた。
これまで4月に開催していた会期を今年は3月に前倒ししたこともあり、大幅に集客が減ったことを多くの出展者が指摘した。一方で、会場を構成する医薬品開発の「CPhI japan」、医療機器設計・製造の「Medtec Japan」のいずれも専門家が集中して来場するため、「来場者に出会いやすい」(大和樹脂の鈴木紀彦専務)という声もあった。
高純度のイオン交換樹脂をメインに出展した室町ケミカル(福岡県大牟田市)の高尾洋輔氏も「薬品関連を含めた製造業全般の企業が来場したので、満足度は高い」と話した。