センサーとカメラが目視の代替 @スマートファクトリーJapan

 
  • 2019/7/10
スマートファクトリーJapan 2019
会期:2019年6月5日(水)~7日(金)
会場:東京ビッグサイト 青海展示棟
主催:日刊工業新聞社
出展者数:スマートファクトリーJapan125社、防災産業展111社
同時開催展:防災産業展 ㏌ 東京

 生産工場の最新技術が集まる「スマートファクトリーJapan」では、工場の「見える化」に関する技術の展示が目立った。

▲製造現場へのハイスピードカメラの活用を展示したフォトロン(東京都千代田区)

 フォトロン(東京都千代田区)は、研究開発で使われているハイスピードカメラ(高速度カメラ)の製造現場への応用を提案した。切削機械や加工機など、現場の業務改善に使いたいという来場者がブースを訪れたという。「ワイヤーをコイルで巻く工程で、巻き線が絡んで工具を傷つけることがある。超スローのハイスピードカメラを使えば、なぜトラブルが起こったのかをチェックできる」(齋藤幸作さん)

 スプリームシステム(東京都豊島区)は、コンビニや百貨店など小売店向けの店内顧客動線分析ソフトウェアを工場に売り込むために初出展した。赤外線センサーで一人ひとりの情報を感知するソフトで、「資格の有無による動きの違いや、ベテランと新人の動きの違いなど、個々を特定して分析したいというニーズがあった」と石井恵莉さんは話した。上層部から「IoT(モノのインターネット)を導入しろ」と指令を受けた工場関係者がブースを訪れた。

▲顧客動線分析ソフトで出展したスプリームシステム(東京都豊島区)

 AIによる検知システムを提案したAcroquest Technology(横浜市)には、自動車や印刷などさまざまな工場の関係者が訪れた。大量のセンサーから集めたデータをリアルタイムで処理し、画像の検知を行うという。「以前は作業員が目で見て選別していたものを、すべて自動化できる」(白井智子さん)。災害時の避難誘導に応用したいという相談も寄せられた。

 図面を閲覧したり、修正指示のメモを瞬時に現場に伝えるアプリを提案したYSLソリューション(横浜市)では、介護業界が関心を示した。訪問介護の際に、注意点や食べ物アレルギーなどを介護スタッフで共有することに応用したいという声があったという。


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国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

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