▲電話の着信時に顧客情報が表示されるサービスで出展したシンカ（東京都新宿区）

プロジェクターを映す壁 情報漏えい対策の防音室

住宅業界向けの展示会「住宅ビジネスフェア」では、職人でなくても扱える建材や、情報漏えい対策としての防音設備など生活スタイルの変化に対応した商材に来場者が集まった

住宅や店舗のリノベーションを行うMORDECO（さいたま市）は、マジックテープで模様替えができるタイルを展示し、工務店や施設を保有するオーナーが集まった。近年、職人でなくても施工できるDIY感覚の建材に対する需要が高まっている。
「タイルの価格は高くても、職人を手配しなくてよければ費用対効果が高いため求める人が多い」（伊藤嘉行社長）

同じくリフォーム施工の高千穂（横浜市）は、プロジェクターの映像をきれいに映す漆喰（しっくい）の壁を展示した。ゼネコン、デベロッパー、リフォーム会社が来場し、新たな提案商材として使いたいという相談があった。
「従来プレゼンテーションにしか使われなかったプロジェクターの使用機会が広がっている」(栗原路子さん)

住宅やビルの一室に設置できる防音室を展示したヤマハ（浜松市）には、