差別化を図るための商品を求める仕入れ担当者たち @ スーパーマーケット・トレードショー

展示会名:スーパーマーケット・トレードショー
会場:幕張メッセ 全館
会期:2019年2月13日(水)~15日(金)
主催:(一社)全国スーパーマーケット協会
出展者数・小間数:2176社・3588小間
同時開催:デリカッセン・トレードショー、こだわり食品フェア、外食 FOOD TABLE
▲会場の様子

雑貨店も食品を探す

 スーパーマーケットを中心とする小売業者が来場する「スーパーマーケット・トレードショー」では、目新しい商品を探しに全国から仕入れ担当者が集まった。

▲昨年より雑貨店のバイヤーが増えていると話す静岡園(札幌市)

 お茶の製造販売する静岡園(札幌市)には、輸入品を中心に扱う食品小売業者が来場した。女性向けのパッケージデザインを採用しティーバッグ6個入りで600円と高価格帯の商品を展示したところ、目新しさが注目された。また、雑貨を中心に扱う小売業者も複数訪れた。

▲外国産の輸入食品に注目する人が多くやってきた」と話す、輸入食品の専門商社イマイ(東京都新宿区)の村山ロベルトさん

 輸入食品の専門商社、イマイ(東京都新宿区)に訪れたのも、日本にないものを探す仕入れ担当者だ。海外のオリーブオイルやポテトチップスを展示したところ、パッケージに関心を示す人が多かった。「輸入食品を扱う店舗ではなく、売り場を拡大するにあたり、競合店舗にはない新しい商材を並べようと外国産の輸入食品に注目する人が多くやってきた」(村山ロベルトさん)

▲ブースの外からも黒一色で統一されたデザインは目を引いた

 精肉&加工食品業のナンチク(鹿児島県曽於市)には通信販売業者が集まった。主力商品の黒豚・黒毛和牛に合わせて黒一色で統一したブースに足を止めた人の中には魚介の加工食品を扱う人もいた。

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