多品種少量生産への対応 進む @ 東京インターナショナル・ギフト・ショー春
- 2019/3/10
- ギフト・雑貨・文具, ビジネスガイド社, 東京インターナショナル・ギフト・ショー, 東京ビッグサイト(東京国際展示場)
展示会名:第87回 東京インターナショナル・ギフト・ショー 春
会期:2019年2月12日(火)~15日(金)
会場:東京ビッグサイト 全館
主催:ビジネスガイド社
出展者数:2539社(16の国と地域から266社)
会期:2019年2月12日(火)~15日(金)
会場:東京ビッグサイト 全館
主催:ビジネスガイド社
出展者数:2539社(16の国と地域から266社)
アジア以外の地域からの来場者も
贈答品をテーマに雑貨、インテリア、食品、アパレルなど幅広い商材が展示される「東京インターナショナル・ギフト・ショー春」では、細分化が進む顧客ニーズを意識した出展者が目立った。
Tシャツのプリントサービスを展示したクイックアート(福井県福井市)は、市販のインクジェットプリンターで出力した図柄を転写する「パウダープリントシート」を紹介した。同業他社や、シルクスクリーンと呼ばれる既存の技術でTシャツを作る事業者との商談が進んだ。「アパレルでも多品種少量生産が増え、1枚から作れる技術に関心が集まった」(飛山恭平さん)
輸入雑貨を扱うビオトープ(東京都港区)の加藤美岬さんが売れ筋としたあげたのは、用途が多様な商品だ。室内でひざ掛け、外では羽織れるブランケットなど、多機能に使える商品に小売店仕入れ担当者の関心が集まるという。海外来場者が多い展示会だが、アジアに限らず幅広い国・地域から人が訪れた。ドイツ雑貨を展示した輸入商社のアペックス(群馬県高崎市)は、上海、タイ、南米チリのバイヤーとの商談が進んだ。
「海外来場者は以前から多かったが、多様化している」(山本哲さん)。
一方、「アジア系の来場者に製品情報を出すとコピーされるのが怖い」という声も聞かれた。